安定した仕事と&安定収入を得るには?

今回は、安定した仕事と安定収入を得るには、ということについて話をしていきたいと思います。

このテーマで話そうと思ったきっかけとして、そもそも安定とはどういうことか、人によって捉え方が全然違うものだと、最近すごく思うことがあります。

安定という言葉を同じように聞いてはいるのですが、

「あなた考える安定している状態とはどういう状態ですか?」

と聞くと、それぞれの安定についての捉え方で、言い方が全然変わってきています。

例えば、安定というと現状維持と考える方が多いと思います。

もし安定というのが何も変わらないことと考えてしまうと、現状維持と言えるかもしれませんが、何も成長しない状態に、リスクは何もないのだろうかと考える必要があります。

逆に、成長することは変化するということです。

今の自分より上に変化していく、良い状態に変化していくことが成長です。

その変化するということが、安定なのでしょうか。

結局、安定とはどういうことなのかを、しっかり考えないといけません。

安定の意味を間違えてしまうと、安定した仕事という考え方や安定した収入はどう得られるのかなど、そういったことが全部変わってきてしまうわけです。

安定の意味を履き違えると危険という例として、いくつか挙げながら考えていきたいと思います。

目次

安定した収入を得るノウハウとは?

インターネットビジネスの世界で言うと、資産型ブログやオウンドメディアはほったらかしでも安定収入が得られる、そういうノウハウの1つです。

こういったメディアを持っているメディアオーナーは、インターネット上に不動産を持つようなイメージなんですね。

確かに、こういう不労所得のような状態を作ることができれば、安定収入となるイメージが多いと思います。

また、不労所得は、リアルで言うと先ほどのような不動産なども含まれます。

自動収益や仕組み化、自動化と言ったことが実現できると、安定収入が得られると言えるわけです。

会社員にとっての安定した仕事とは?

さらに、インターネットビジネスや不動産ビジネスを、副業や本業で行う場合だけでなく、会社員の人にとっても、安定については考えなければならない時代です。

今やもう、大企業に勤めていたとしても10〜20年後はどうなるか先が見えないですよね。

変化が、激しいわけです。

インターネットがどんどん変化し続けている中で、情報のやりとりもどんどん変わってきています。

時代の変化に会社がついていけなかった場合、会社ごと無くなってしまうので、会社に依存すると言うことが、果たして安定した仕事になるのか、安定収入を得ることになるのかは、考えなければいけないことです。

安定とは、会社に依存することと思っている人も多いかと思います。

会社にしがみつくと言う感じです。

独立していても依存していないだろうか

会社にしがみつくと言うと会社員にとっての話になりますが、独立して仕事をしている人ですと、フランチャイズなどをしている人であれば、本部に依存するということと同じです。

その依存した状態で、安定した仕事をし続けることができるか、考えてみなければなりません。

会社に依存したり、フランチャイズの本部に依存する。

それからネットワークビジネスではMLM(マルチレベルマーケティング)も本部やアッパーに依存しています。

このように、依存している限り、その人がこけたら自分もダメになるわけです。

そして、その人がこけないという保証はどこにもありません。

考えなければいけないのは、時代の変化が激しくなっているということです。

周りが変化している中で、自分が安定して仕事をし続ける、安定した収入を得続けることを考えなければいけません。

金融の世界の変化も激しい時代に

Webだけではなく、金融の世界でもそうです。

いろいろなテクノロジーの変化がイノベーションにつながるわけですが、テクノロジー変化が起きると、仕事の内容も、収入の得方も変わってきます。

金融の世界では、よくご存知だと思いますが、ビットコインなどの仮想通貨がリアルの現場で使われるようになってきていて、ブロックチェーンなどと呼ばれる技術的な進歩が起こっています。

そういう変化が起き、手数料を使わなくてもお金のやりとりができるようになってきているので、将来的には銀行もいらなくなる可能性すらあるわけです。

さらに今後は、シンギュラリティなどと言いますが、AIがものすごいスピードで発達しています。

職業の50%がなくなるという発言を、あなたも聞いたことがあるでしょう。

そういった中で、一つのことに依存するというのは、安定とは程遠い状態なのではないかと言えます。

ものすごく変化をしているこれからの時代において、安定した収入、安定した仕事をし続けることを、ぜひ考えていきたいと思います。

安定した仕事をするために必要なこと

仕事とはそもそも何か。

それは人の役に立つということです。

仕事という漢字を分解すると、事に仕えると書きますが、価値の交換をすると考えると分かりやすいです。

例えば、自分が労働することでお金に変える。

情報や知識を提供してお金に変える。

などです。

人の役に立つ、価値を提供する。

だからこそ、その対価としてお金をいただくのが仕事なわけです。

どういうことにおいて価値を提供すればいいのか、そのことが分かって、その事に仕えれば、仕事になるので、収入を得られるわけです。

では、どういうことが価値を生むのか。

そこを見る目を身につけることができれば、安定した仕事と安定した収入を得ることができます。

お金をもらう立場の気持ちを考えてみよう

それから、お金をもらうということについて考えてみてください。

お金を払う側になって考えてみると、絶対に自分が欲しいものにしかお金を払いませんよね。

この人は絶対に信用できない、これにお金を払っても自分に何のメリットもない。

そういうものに対しては絶対にお金を払わないわけです。

欲しいもの信頼できる人が紹介してくれたもの自分の未来に役に立ちそうなもの、

そういうものに価値を感じてお金を払っていると思います。

ということは逆に考えると、お金を払ってでも欲しい、売ってくれてありがとうというふうな状態を作れば、収入が得られるわけです。

簡単な理屈ですよね。

つまり、周りの人からどれだけありがとうと言われる状態を作れているかを、仕事を得る側、収入をもらう側になったときに考えていけばいいわけです。

ありがとうと言われることが増えれば、安定した仕事と安定収入につながってきます。

ありがとうと言われる状態を増やすために

人の気持ちやありがとうという感情は、その場だけを取り繕っても結局ボロが出てしまいますので、普段からありがとうと言ったり言われたりする状態を自分の中でしっかり整えていくことが、とても大事なことになってくると思います。

技術の発展のおかげで効率的になればなるほど、こういった感情の交流や人と人との交流が、安定した仕事と安定収入につながってくるのではないでしょうか。

会社員の場合

もしあなたが会社に勤めているのであれば、会社の上司からどうやったらありがとうと言われるかを突き詰めていけば出世をするわけで、出世をすれば仕事の範囲が広がっていきます。

そうすると当然収入も増えていきます。

さらに、会社からするとそういう人材はなくてはならない存在ですから、会社からの待遇がよくなって安定収入を得られる状態を作ることができるわけです。

ということは、どうやったら会社の上司にありがとうと言われるのだろうか、これをぜひ考えてみるといいということです。

営業マンであれば、取引先の人に対して何か情報や知識を提供したり、何かその人の代わりにしてあげたり、そういった相手のことを考えて相手のために提供することで仕事をいただきます。

そうすることで営業成績が上がれば、営業の歩合が付いている会社であれば収入も上がっていきますし、会社にとってもなくてはならない存在になっていきます。

独立した経営者・個人事業主の場合

会社員でなく、独立している人にとっても全く同じことが言えます。

どうやったら取引先の人にありがとうと言ってもらえるだろうか、ということです。

普段から、そういう状態を作れているでしょうか。

家族や友人からありがとうと言われることを、普段からしているかどうか。

これを当たり前にしている人は、安定した仕事と安定収入を得るための前提条件を当たり前として作れていますので、仕事や収入面においてとても安定した状態を作るのが簡単です。

どれだけ人からありがとうと言われるか。

そして人の役に立てているか。

そう言ったことを考えていくことが安定した仕事と安定収入を得る、全てのベースになっていくと言えます。

これからは特に技術の発展が進め進むほど、重要になってくる要素だと思います。

ありがとうを増やせばスキルは高まっていく

そして、ありがとうと言われる状態を増やしていけば、自然とスキルが磨かれていくと思います。

会社の中で報告書を書くなどの文書作成スキル。

仕事で必要に迫られてExcelの関数やマクロを組むスキル。

仕事を通して関わる人たちの役に立っていれば、ありがとうと言われる状態を作ることができます。

そして、どうやってありがとうと言われるかを考えていくと、成長していかないと、ありがとうと言われ続けることはできませんので、自然とスキルを磨く、成長するということにつながってくると思います。

特にインターネットのスキルはオススメ

それから、インターネットをしっかり使えることは、とても必要なスキルになっていきます。

なぜなら、技術の発展の中にはWebが大きく関わっているからです。

Webを正しく使いこなせる人は、いろいろな人から教えて欲しいと言われる機会を作り出すことができます。

その知識を提供することで、ありがとうと言われる状態を作ることができます。

例えば、YouTubeはほとんどの人が見たことがあると思います。

もしかしたら、毎日見ているという人も、多いかもしれません。

YouTubeの利用者、検索回数は今後も増えていくだろうとGoogleは予測していますし、実際に増えつづけています。

その一方で、YouTubeに動画をアップしたことがある人はどのくらいいるでしょうか。

以前、20人ほどでセミナーをしたときにこの質問をしてみましたが、1割ほどしかいませんでした。

動画をアップしたことがある人はいませんが、見たことがある人はたくさんいます。

このギャップを、どう考えるかということです。

ブログやメルマガでも同じことが言えますが、検索する側、調べる側ではなく、検索される側、調べられる側にどうやったら回れるかということを考えていって欲しいと思います。

これは、情報や知識を提供する側に回るということです。

情報や知識をもらう側ではないということです。

情報や知識をもらう側というのは、お金を払わないといけない側ですから、いつまでたっても情報をもらう側ですと、お金を払う側でい続けるということになってしまいます。

ぜひ、情報や知識、自分の経験をどうやったら提供できるかを考えてください。

YouTubeで動画をアップする、ブログで情報を伝えることは無料でできますので、何のリスクもなく、情報を提供側に回ることができます。

普段から情報発信していると仕事につながりやすい

普段からこういった自分の経験を伝えて、ありがとうと言われる状態を作っている人は、何かあったときにそれが仕事になってきます。

なので、安定した仕事と安定収入を得ると考えたときは、ぜひ情報を提供する側に回っていただきたいと思います。

例えば、情報を提供する側として、スキルを磨くことがどう仕事につながるかという面白い例として、ドローンがあります。

ドローンが登場してから、空中撮影が誰でもできるような時代に突入してきています。

今まで空中撮影しようとすると、ヘリコプターをチャーターしてプロのカメラマンを雇うので、ものすごい金額がかかっていたわけです。

プロの専門家が使うようなドローンですと100万円以上するそうですが、個人で買えるドローンでしたら7〜8万円ほどで手に入るようになりました。

今後も安くなっていくかもしれません。

ようは、空中撮影に必要なコストがものすごく下がって、個人でも撮れるようになっています。

ドローンのカメラも、4kカメラでかなり高性能です。

そういった技術が進歩しているので、ドローンでの空中撮影による個人ビジネスの需要が増えているという現状があります。

最初は、趣味だったと思います。

でも、趣味でドローンの映像撮影スキルを磨いてしまえば、それが仕事になっているのです。

今やいろいろなイベント会社やテレビ局などの一企業が宣伝のために空中撮影をしたいときに、ドローン撮影の個人ビジネスをしている人に頼むケースが増えています。

とても面白い例なのではないでしょうか。

スキルを磨く、自分自身を成長させるといったことを考えていただきたいと思います。

アウトプットしてPDCAサイクルを回そう

そのために何が必要になってくるかというと、やはりアウトプットなのではないかと思います。

アウトプットを当たり前にしている人は、スキルが磨かれて成長していきます。

わかりやすく言うと、PDCAサイクルを回すなんて言うと思います。

PDCAサイクルを回すというと、何度も聞いたことがある当たり前のことと感じるかもしれませんが、実際にできているかを考えてください。

ただ言葉だけを知っている人と、それをしっかりやって成長している人では、かなり大きな違いがあります。

例えば、日報や週報を出していくのも、ただ書いているだけなのか。

それとも自分自身の業務を常に改善するため、成長するため、スキルを磨くために活用しているか。

その差は非常に大きいです。

アウトプットの仕方は、ぜひとも自分を成長させるためのアウトプットと考えていただきたいと思います。

日報や週報でアウトプットをして、自分自身が成長するためにPDCAサイクルを回してください。

では、具体的にアウトプットしたことを、どのように活用するかというと、自分で自分の仕事の目標を決めるわけです。

今日何を達成するかを決めて取り組んだところ、どうなりました、というのが日報です。

それを1週間単位にすると、週報になってきます。

それを繰り返していく人が、成長できないはずがありません。

上司からの信頼も得ることができますので、こういったことを当たり前にしている人は、安定した仕事と安定収入を得るということに直結してくると思います。

当然、これを自分自身の中で回せば、スキルが上がっていきますので、提供できる労働、情報、知識が増えていきます。

ドローンを面白そうだと思う人は、まずドローンを買って練習してみたらいいと思うわけです。

そして、自分が磨いたこと、成長したことは、ぜひ情報発信をすることが有効です。

技術の発展の中でもWebでの情報発信を、フルに活用してください。

Webを使った情報発信は会社員でも個人事業主でも必須の時代に

Webで情報発信をすることは、会社員の人であっても独立している人であっても、ぜひやって欲しいとこです。

Webで情報発信すると言うこと自体が、人の役に立つ行為になるからです。

もし、人の役に立ちたいという思いを持っていたとしましょう。

ところが、思いを持っているだけで何もしない人と、役に立ちたいと思って実際に情報発信する人でしたら、どちらが人の役に立ちたいという思いが強いのか、一目瞭然です。

ありがとうと言われる機会も大きく変わります。

そして、人の役に立つために情報発信をしていると、言葉で人に何か価値を伝えるという力が養われていきます。

情報発信すること自体が、スキルを磨いて成長するということにそのままつながっていくのです。

コミュニケーション力全般に関わってきますので、コミュニケーションができる人とできない人では、どちらが安定した仕事と安定収入を得られるでしょうか。

ぜひ考えてみてください。

時間の使い方が上手い人は安定収入を得られる

アウトプットをする中で、時間の使い方ということも関わってきます。

時間の使い方というのは、自分の価値をどう考えているかに等しいと思います。

なぜかというと、人生は限られており、自分ができることも限られているからです。

その中で自分がどうなっていきたいのか、どう成長していきたいのかを考えていくと、時間の使い方が変わっていくのではないかと思います。

いつまでたっても現状維持で、未来もそこまで成長していないだろうし、提供できる価値も大したことないだろうと思っている人は、絶対に時間の使い方が上手くなりません。

成長することやありがとうと言われる状態を作っていく努力。

そして、時間の使い方の上達。

これらは大きく関わってくるのではないかと思います。

自分の価値を上げる時間の使い方をしよう

価値の交換によって収入を得られるわけですから、自分の価値が上がらない以上、絶対に収入が上がることはありません。

むしろ、周りが成長して自分が現状維持であれば、相対的に自分の価値は下がってしまうわけですから、現状維持というのはとてもリスクが伴います。

そして、相対的に価値が下がれば、当然安定した仕事と安定収入を得ることも難しくなってしまいますので、時間の使い方が、自分の価値を上げるための使い方になっているかも考えていただきたいことです。

そうなると、仕事での時間の使い方というのはPDCAサイクルを回して上達していくべきことになります。

仕事以外の余暇の使い方を、成長のために使いますか。

それとも単なる娯楽で浪費しますか。

一度、しっかりと考えてみる必要があります。

いい娯楽と悪い娯楽がある

娯楽でも、良い娯楽はあります。

例えばドローンでの空中撮影のスキルを磨くというものでしたら、結局は仕事になっているわけです。

ここでは娯楽が悪いと言っているのではなく、自分の経験や知識の幅を広げるような娯楽であれば、安定した仕事と安定収入につながってくるわけですから、決して娯楽自体が悪いわけではありません。

ただそれが、どういう種類の娯楽なのか、ということです。

勉強の時間もムダになってないだろうか

たとえば、成長のために使っているかどうか、の例として分かりやすいのが勉強に費やす時間です。

真面目な人ほど学校に通ったり、セミナーに参加したり、資格勉強をしていると思います。

こういった知識を得ていくことも大事ではあるのですが、ただ人から聞いただけの知識と、自分が実際に体で覚え、身になっていて使える知識とは全く違うということも知っておく必要があります。

先ほどアウトプットをするという話を先にしましたので、その前提で話をしていますが、ただインプットするだけ、資格を取るだけ、セミナーに参加するだけでは何の意味もありません。

勉強したことを何らかの形でアウトプットする前提での勉強、知識を得るということをやって欲しいと思います。

そうしないと、時間がとてももったいない使い方になってしまいます。

自分の価値を上げるということには、つながりません。

そして、自分の価値を上げていかないと、安定して仕事を得ることは難しいです。

ぜひ自分自身の成長に意味がある勉強、資格取得、セミナー参加をしていただくと良いのではと思います。

どこまでも成長していくことが「健」

最後にまとめとして、中国の漢字の意味を勉強をしているととても面白いのですが、「健」と言う漢字があります。

「健」には、健康という熟語があります。

体が元気、心が元気、いろいろな健康があると思いますが、どういう状態が健康なのかを見ていくと、「健」にはそもそも、成長している状態という意味があります。

健康な体、健康な心を持っている人の方が、当然安定した仕事と安定収入を得られると思います。

ですので、安定した仕事と安定収入を得るには、周りのせいや時代のせい、会社のせい、上司のせい、国のせい、法律が悪い、そういった周囲のせいにしたとしても、安定した仕事と安定収入にはつながっていきません。

自分自身が成長するということが、安定した仕事、安定収入につながってくるということが言えます。

今回は、安定した仕事と安定収入を得るには、ということについてお話をさせていただきましたが、ご自身の環境は一人一人違うと思いますので、今やっている仕事について考えてみてはいかがでしょうか。

どうやったら、ありがとうと言われるだろうか。

役に立つことをしたと言えるだろうか。

こういったことを考えていきながら、自分自身を成長させていくことを考えることで、ますます変化が激しい時代に入っていっても、安定した仕事と安定収入を得られる状態が作れるのではないかと思います。

 

動画の中ではマインドマップを使ってお話していますので、合わせて参考にしてください。

この記事を書いた人

作家/マーケター

人生の試練に打ちのめされた20代を経て、自分らしさを軸にした文章術を武器に独立。人材開発とマーケの2軸で活動中。人の強みや才能を引き出す独自のカウンセリング技術を開発。千葉生まれ、広島育ち、大分、熊本、静岡、福岡、新潟を経て現在は東京在住。

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