今回は、やり方とあり方の違いについて、整理していきたいと思います。

まずは、やり方とあり方の意味についてですが、やり方とはノウハウ、方法論のことです。

あり方とは考え方、自分がどうあるべきか、本質とも言えます。

あり方については、いろいろな人が大事だと言っていますが、多くの人はついついやり方、ノウハウに向いてしまいがちです。

ノウハウとは、例えば何か本を読んだり、セミナー、講座、塾に参加したりすることです。

ただし同じ本、セミナーに参加しても、結果が出る人と出ない人が必ず出てきます。

それはなぜかというと、受け取り方が全く違うからです。

そこであり方が大事になってきます。

そんな、あり方について理解していただいて、ビジネスや生活で活かせる方法を身に付けていただけたらうれしいです。

まずは、やり方とあり方の違いを認識しよう

やり方とは、ノウハウのことだとお伝えしました。

情報や知識と言ってもいいです。

それに対して、あり方とは、受け取り方や学び方のことを言います。

何を学ぶかではなく、どう学ぶか、ということですね。

実は、このあり方が、結果に大きく影響していることを忘れてはいけません。

それはなぜか?

勉強熱心な人ほど、いろいろな本を読んでますよね。

同じ本を去年読んだときと今年読んだときでは、受け取る情報の質が変わっている、という経験があると思います。

同じ自分であっても、去年と今年では受け取り方が全く変わってしまうのです。

本は一字一句変わっていないのにも関わらず、です。

セミナーでも同様です。

同じ講師から同じ時間、内容を聞くにもかかわらず、人によって受け取り方が全く違います。

受け取り方、学び方の状態をどう作るかが、あり方なわけです。

このあり方がしっかりできている人は、何を学んでも結果を出すことができますし、全くできていない人はいくら最新のノウハウを学んでも、絶対に結果を出すことができません。

あり方を整えていく方法

あり方を具体的に、心のあり方やビジネスのあり方という内容でお話を進めていきます。

まず大事なことは、未来を描いているか、ということです。

未来を描いているか、とは、目標を立てているか、と言い換えることができます。

ビジネスで言うと、結果、計画をしっかり立てているか、ということです。

目標、計画をしっかり立てているかどうかで、物事の受け取り方や学び方が変わってきてしまうのです。

1)色んな単位で目標を設定する

目標の立て方にもいろいろな単位があります。

たとえば、1日の始めに、1日が終わったときどうなっていたらいいかを描いてからスタートするなどです。

これを紙に書くでも良いですし、朝礼があればそのときに話すでも良いです。

今日が終わったときにどうなっているのが良いか、そこに行くために何をやったら良いのかをリストアップしてみてください。

そうすると、いろいろと出てくるのではと思います。

これを1日単位だけでなく1年単位、1週間単位などいろいろな単位でやっていくと、それがビジネスにおける計画になっていきます。

先を見ながらやろうとするあり方は、どんな人生を歩むか、ビジネスでもどれだけの仕事をしたかという結果に大きく影響していきます。

ビジネスでもっとわかりやすく言うと、どれだけ稼げるかと言うことに直結していきます。

2)未来を描くには他人ではない。自分である

そして忘れてはならないのは、未来を描くのは自分です。

自分がこうなりたいという未来は、自分で描くわけです。

このときに、他人から未来を押し付けられることが好きな人は、いないと思います。

ですが、実際は他人から言われた未来しか進めない人がいます。

たとえば、いつまでも他人からやり方を1から10まで求めてしまったり、人に聞いてからじゃないと不安で何もできなかったりする人は、どうでしょうか?

誰かに未来を見せてもらわないと、何も動けていませんよね。

つまり、他人の選んだ未来にしか進むことができないのです。

こういう人は、自分のあり方を整えられていないわけです。

あり方が足りないからこそ、やり方ばかり学びにいってしまいます。

その結果、教材やセミナーに何百万円も使ってしまうような、ノウハウコレクターになってしまいます。

3)自分のことをよく知ろう。そして好きになろう

一般的な割合で言うと、ノウハウコレクターの方が断然多いのではないかと思います。

でも、これでは他人が描いた未来にしか進めません。

ぜひあなたならではの、あなたが理想とする未来へと1歩を踏み出してください。

まずは、自分自身のことをよく知ることが大切です。

自分の得意分野、周りと比べて自分が苦にならずにできてしまうようなことや、他の人よりも秀でている部分が、必ず存在します。

それがすなわち、誰にも真似できない自分の価値なわけです。

自分のことを知っていれば、いろいろなあり方が変わっていきます。

まずはあなた自身がやりたいこと、そして、やりたくないことをどんどん紙に書き出してみてください。

そうすると、意外な自分が発見できます。

また、信頼できる友達や家族にあなたが描いている未来を話してみてください。

あ、人の未来をバカにしたり、妬みが強い人に話したらダメですよ。

あなたの話をありのまま受け止めてくれるような人にアウトプットしてくださいね。

もし思いつかなければ、A4用紙にどんどん書きなぐるように書き出していってください。

アウトプットは自分を知る最高の方法です。

あり方とやり方を上手に使い分けていこう

あり方が大事だということをお話してきました。

しかし、やり方ももちろん必要です。

ただ、やり方を学ぶ前段階として、あり方を確認しておくべきだということをお伝えしてきました。

まず、自分というものがありきです。

そして、自分の描く未来へと進むために、得意分野を活かすために、何かノウハウが欲しくてやり方を学ぶのは、ありです。

例えば、自分はブログを運営してアクセスを集めることを得意分野としていて、その分野を他の人に教えることも仕事にしています。

この1つの得意なことから、仕事の幅が広がっていきます。

その分野を知りたいと思っている人とはどうやって繋がったらいいのか、そのためにはどんなイベントをしたらいいのか、という発想に繋がります。

そのためにたとえば、YouTube、広告、セミナーの開き方、話し方などの、やり方を勉強をしてみようとなります。

自分の未来を描いて、得意分野を活かし、価値を社会に提供していくために、やり方を学ぶことはすごく有効なのです。

まずはあり方が最初にありきで、そのために必要なことは何なのか。

あり方がまず先にあって、それからやり方の方に入っていくという順番です。

1)自分のことを客観的に見ていく

自分のことを知らないと、どういう未来に進んで行くといいかについても、決めることはできません。

そして、そのためには他人の視点で客観的に見ないと気付けないことが多いです。

これがいつもお伝えしているユーザー目線です。

ユーザー目線で見た時の自分や自分のサービスが、どれだけの価値があるかを考えなければいけません。

自分がいくら良いと思っていても、周りからの評価でビジネスが成り立つかどうか、本当の意味で世の中に役に立っているかどうかが決まっていきます。

このユーザー目線が、マーケティングを実践したり、ウェブに限らずメディアを使っていくときに、必ず必要になってきます。

心のあり方がそのままビジネスのあり方に直結していきますので、自分というのをしっかり持てているかどうかを、ぜひ考えてみてください。

2)あり方は昔から言われていることでもある

心のあり方、ビジネスのあり方というのは、昔からずっと言われ続けていることでもあります。

有名な自己啓発の本で『7つの習慣』というものがあります。

その第1の習慣というのが「主体的になれ」ということです。

まず自分ありきでいろいろな物事を決めていける状態が、自分の中にあるかどうか。

進む方向を自分で決めているかどうかなどの自分のあり方。

それが、人生やビジネスで結果を出すことを考えたときの、一番最初の、一番大事な習慣だということを言っているのです。

心のあり方、ビジネスのあり方ということをぜひ考えていただきたいなと思います。

メディアのあり方

それから、いろいろなメディアのあり方もあります。

メディアのあり方とは、自分ありきの部分もあり、少しノウハウに近い内容になると思います。

例えばブログを運営しようとしたときに、よくアフィリエイターと呼ばれる人たちは、自分が稼ぐためだけにブログをやっていると批判されることがあります。

必ずしもそうではありません。

アフィリエイト自体はやり方なわけですから、何の罪もありません。

ネットワークビジネス、MLMも同じですね。

これは単なるノウハウですから、このノウハウをどう使うか。

つまり、あり方によって、意味合いは全く変わってきます。

ただ稼ぐだけなのか、それとも必要な情報や価値を提供しようとしているのか、そこのあり方によって、実践の仕方が大きく変わってくるのです。

1)そもそもメディアとは何か

メディアのあり方というのは、分かりやすい例でいうと、ブログやオウンドメディアになりますが、もっとメディアという定義を広げて考えてみてください。

メディアとは媒体のことで、情報を伝える媒体、繋ぎになるものですので、インターネットに限られた話ではありません。

例えば自分自身もメディアになります。

他にも会社内で行なっていたり、サークルや勉強会のような有志だけで行なっているプロジェクトやイベント、コミュニティなどもそうです。

このメディアのあり方が全て、まず自分自身から始まっていきますので、自分自身の心のあり方がメディアのあり方を決めていきます。

この自分自身の心のあり方というのが、本質の部分になります。

なので、メディアのあり方とは、自分がありきでそれを誰かに表現するための媒体をどう使っていくかということです。

なので、やり方、ノウハウに近寄った話になってきます。

そもそもメディアとはどう言うものなのかと言う捉え方をしっかりしておかないと、枝葉末節にとらわれているような状態になってしまいます。

このように専門的なことを学ぶときほど、気をつけなくてはなりません。

自分もセミナーをやったり、インターネット上でブログやメルマガを使って情報発信をして、いろいろな交流の場、コミュニティを作っています。

ブログやメルマガもコミュニティとして考えています。

2)メディアを使って情報発信をすると気づきが増える

情報発信をして交流をしていく中で面白いと思うのが、セミナー参加者の感想がバラバラだということです。

同じ話をしているはずなのに、とても分かりやすかったという人と、もっとノウハウを教えて欲しかったという人が出てくるのです。

私が言いたいことが伝わっていない人もいらっしゃいますし、言いたいことを深く解釈して10聞いたことを20にも30にもする人もいらっしゃいます。

目線やあり方が人によってまったく違うためです。

自分自身のあり方によって、情報の受け取り方が全く違うことに気づくと、私自身のあり方もまた変わってきます。

「なんで理解してもらえないんだろう?」

というあり方から、

「相手はなんでそのように受け取ったのだろう?」

というあり方へと変わっていくのです。

気付きを増やすことが、自分のあり方を見つめ直すことにつながります。

あなたのあり方はいかがですか?

まずは自分のあり方について考えていただきたいなと思います。

あり方、やり方。

この言葉を知ってても、何の意味もありません。

あり方を見直して成長させて、やり方を上手に活用できるようにしてほしいと思います。

また、人によって向き不向き、得手不得手がありますので、自分のあり方に合ったやり方をしているかについても気をつけてください。

自分自身がどういう未来を描いているか。

他人から流されていないか。

こういったことが自分自身のあり方としてすごく大事なベースの部分になります。

それから自分の得意分野だけでなく苦手分野を知る、何ができて何ができないかを知ることで、やり方が変わってきます。

自分自身を知り、自分がどういう方向に向かっていきたいか、それに合った適切なやり方をしているかを、一度確認してみてください。

あり方が欠落している分かりやすい例

それから、自分のあり方を確認するときに、やり方だけを学んで実行していないことはないか、を確認してください。

読みっぱなしの本や、セミナーに参加してノートを書いただけなど、普段の仕事や日常生活の中で実践できているかどうかを振り返ってみてください。

実践できていないということは、自分のあり方が正しくないということです。

自分のあり方は、自分が1番よく分かっているはずです。

振り返りの習慣も大事

さらに、行動を振り返る習慣も身につけると良いかと思います。

さきほど、1日の始めに1日が終わったときどうなっていたらいいかを描いてからスタートする、というやり方をお伝えしました。

実際に1日、1週間の終わりなど、計画を立てて未来を描いて進んだ後に、どうだったかを振り返ってください。

そこでできたこと、やったことがどれだけあったか、自分のあり方がどうだったか、その状態が全て結果に表れてきます。

ぜひ自分自身のあり方を整えてください。

限られた時間を効率よく使おう

1日24時間と時間も限られてるので、やり方やノウハウを学ぶだけの時間はもったいないです。

そういうもったいない時間を少しでも減らしていただいて、やること全てが自分の結果に繋がっているか、向かいたい未来に進むための学びになっているかを考えていただきたいと思います。

それがビジネスのあり方にも大きく繋がっていきます。

今回は、やり方とあり方について、お話をさせていただきました。

 

動画ではマインドマップを使ってお話していますので、合わせて参考にしてください。