3語の複合キーワードの見つけ方!よく見る間違いとは?

今回は3語の複合キーワードの見つけ方というテーマで話をしていきます。

ブログやオウンドメディアでアクセスを集めるために複合キーワードっていうのをうまく使いこなす必要があります。

その複合キーワードについて勘違いしてる方が多いです。

なぜその3語を狙うのか?

はっきり説明できずに、なんとなく選んでいる方がすごく多いです。

メルマガ読者からの質問を見ても、コンサルをしていても、3語の複合キーワードの考え方がそもそも間違っている。

それだといくら書いても結果が出ないなっていうケースがよく見ますので、今回はぜひ参考にしてもらえたら嬉しいなと思います。

今回は、2語の複合キーワードで上位表示をさせたい場合に、どのように3語の複合キーワードを選んでいくか、についてお伝えしていきます。

目次

そもそも複合キーワードとは何か?なぜ2語3語を狙う必要があるのか?

まずそもそも複合キーワードとは、ということで、複合キーワード、どんなメリットがあるのかどんなデメリットがあるのか。

順番に整理していきましょう。

まずメリット。

複合キーワードの数が増えていけば増えていくほど悩みが具体的になっていく、というのが1つ目のメリットです。

1語よりも2語、2語よりも3語の複合キーワードの方が具体的な悩みです。

例えば、紫外線についての記事を書く場合で考えてみます。

その時に「紫外線」の1語だけで考えると、検索ユーザーの知りたい範囲が広すぎて絞れません。

そこで、「紫外線 予防」の2語の複合キーワードにすると、紫外線の影響を受けるのを防ぐっていうことを知りたい人というように、悩みが絞られていきます。

複合キーワードの数を増やすことで悩みがより具体的になっていく、ということです。

もう1つ別のケース。

たとえば「紫外線 浴びすぎた」という2語の複合キーワードだとどうでしょうか。

この2語で検索する人が知りたいことは、予防ではないですよね。

浴びた後のこと、浴びた後の悩みについて知りたい!

という検索ユーザーのニーズに合わせて、書いてあげるということになっていきます。

さらに3語にするとより具体的になっていきます。

「紫外線 予防 食べ物」

だと食べ物の栄養で予防しようと思っている人になりますよね。

「紫外線 予防 クリーム」

だと日焼け止めクリームについて知りたい人になります。

複合キーワードっていうのをしっかりと考えると、検索ユーザーの具体的な悩みに答えてあげられる記事が書けることが分かっていただけましたでしょうか?

では、次に具体的な悩みに応えることで、どのようなメリットがあるのか。

整理していきましょう。

メリット1)しっかりと読まれやすくなる

具体的な悩みが分かっているので、私たちが記事を書きやすくなるというメリットがあります

それに付随して、しっかり読まれやすくなるのが大きなメリットです。

SEOで上位表示させるためには、検索ユーザーにしっかり読んでもらえることが必須条件だからです。

しっかり読んでもらえる記事は、検索ユーザーに役に立つ記事とGoogleが判断してくれるので、上位表示をしてくれるようになります。

ちなみに、検索順位は1位と5位ではアクセス数に10倍くらいの差が生まれます。

1位を狙うことが重要です。

メリット2)ライバルが減る

それから、ライバルが減るっていうのも大きなメリットになります。

検索する時に入力する言葉が増えれば増えるほど、ライバルが減っていきます。

「紫外線 予防」

の2語の複合キーワードよりも

「紫外線 予防 食べ物」

の3語の複合キーワードのほうが悩みがグッと絞られていきます。

悩みが絞られるので、それだけライバルが減っていくということです。

そうすると上位表示しやすくなっていくので、アクセスを集めるのもすごく楽になっていきます。

この2つのメリットをしっかりと理解しておいてください。

デメリットもある

それからデメリットとしては、悩みが具体的になった分だけ当然絞られていきますので、ボリュームが減っています。

ですので、絞り過ぎたらダメだよ、ということも頭に入れておく必要があります。

複合キーワードの数が増えれば増えるほど、ライバルは減っていきますけども、ボリュームも減る。

複合キーワードの数が減るほど、数が少ないほど、ライバルは増えますけども検索のボリュームも増える。

まず複合キーワードを考える時に理解しておくべき基本的な事柄です。

3語の複合キーワードだと、どうしても検索ボリュームが少ない場合が多いです。

でも、関係なく狙っていく場合も多いです。

そのためには3語の複合キーワードについて、しっかりとマーケティングを理解しておく必要があるわけです。

つまり、検索ボリュームが少なくても関係なく3語のキーワードで記事を書くこともよくあります。

ただ、この記事では、最終的に2語で上位表示をさせるために、どのように3語の複合キーワードを設定するか。

その考え方とやり方について解説しています。

複合キーワードを探す時に意識すべきこと

具体的に複合キーワードを探していこうとした時に意識すべきことがあります。

この記事では2語の複合キーワードで上位表示することを目指す場合でお話をしていきます。

1)逆算思考

逆算思考をするのはどういうことか。

繰り返しますが、要はゴールをまず2語で上位表示するっていうのがゴールなわけです。

そうなるとそもそも2語で上位表示できないような複合キーワードを探してもダメだよということです。

しかし、この2語でライバルチェックができていないケースが多いのです。

2語でライバルチェックができてないのに、3語目を選んでもダメだよ、ということです。

まず2語で上位表示するっていうことを考えて、そのために必要な3語目のキーワードはどうやって見つけるべきか。

このように逆算思考で考えて行く必要があります。

2)ユーザー目線

それから探す時に意識したいことの二つ目。

それはユーザー目線で探すことということです。

ユーザー目線というのは、実際に検索ユーザーがどういう言葉で検索をしてくるか、という目線で考えるということです。

自分が勝手に考えたキーワードはあてになりません。

必ず自分のフィルターを通すと、視野が狭くなってしまうからです。

逆算思考とユーザー目線。

これを複合キーワードを探す時には意識するようにしてください。

3語の複合キーワードを選ぶ具体的な3つのステップ

では具体的な手順についてお伝えしていきます。

繰り返しますが、2語で上位表示させるための、3語の複合キーワードの探し方、をお伝えしていきます。

1)1語目を選ぶ

まず当然1語目が必要です。

1語目はとにかく普段から沢山アンテナを張っといていただきたいということです。

これは普段コンサルをする中でも繰り返しお伝えていることになります。

ぜひ道を歩く中で目にした言葉であったり、新聞を読んだり、コンビニでちょろっと雑誌を立ち読みしたり、いろんなところで言葉を目にしているはずです。

ぜひスマホでメモを取ったり手書きでメモを取るっていう習慣をつけてください。

そうすると、いろんなキーワードに気付けるようになっていきます。

それから目に入ってきたキーワードだけではなくて、耳から入ってくるような情報についても敏感になっておくといいです。

何かしながらテレビをつけておいてテレビを流してたりとか、ラジオを聞いてたりとかした時に、

「あれ、なんか今まで調べたことない言葉が耳に入ってきたな」

って思ったら、やっぱりスマホでメモをしたり、ささっと手書きでメモを残しておくということをしておくといいと思います。

それからその1語目を元に2語目の複合キーワードを探していきます。

2)2語目の選び方

2語目の複合キーワードを探すときは、無料ツールでざっと出すだけです。

機械的です。

機械的にやればいいだけです。

自分で考える必要がないということです。

自分で考えるのではなく、実際に検索ユーザーが使っているユーザー目線で2語目を選ぶべきなのです。

無料ツールはいろいろありますが、

  • 関連キーワード取得ツール
  • Goodkeyword

の2つだけで十分だと思います。

私は関連キーワード取得ツールしか使ってません。

2語の複合キーワードを出した後は、キーワードプランナーとGoogleトレンドでボリュームを確認してみてください。

そして、2語目のライバルチェックをするということです。

そもそも2語目で上位表示しそうにないっていうようなものは、2語目の候補としては相応しくありません。

ボリュームがある、そしてライバルも比較的弱そうだということがわかったら、そこから3語目の複合キーワードを見つけていきます。

3)3語の複合キーワード

3語目の複合キーワードの見つけ方は、2語と同じく機械的にやるだけです。

私が探している方法はこの3パターンです。

  • Yahoo!の虫眼鏡キーワード
  • Googleサジェストキーワード
  • Google関連キーワード

Yahoo!の検索窓で検索してみると、今こういうキーワードが検索されていますよっていうふうにYahoo!が提案してくれるキーワードの組み合わせが表示されます。

これが虫眼鏡キーワードです。

あとはGoogleの検索窓に入れてみると、3語目が勝手に表示されますよね。

それを参考にするっていうのも一つのやり方になります。

そして3語のライバルチェックをした時にライバルが弱いものを優先して選ぶことですね。

複合キーワードの見つけ方でよく犯す間違い

2語目や3語目の複合キーワードを見つける時によくある間違いの例としては、まず自分の頭で考えるケースがあります。

答えはWebで探すということです。

ここがユーザー目線で探すということになります。

1語目の間違い、2語目の複合キーワードの間違い、3語目の複合キーワードの間違い、についてお伝えしていきます。

1)まず1番単純な3語目の間違いから

Webで探す、Yahoo!虫眼鏡キーワード、サジェストキーワード、関連キーワードっていうものを素直に受け入れられない方がいます。

実際にユーザーが検索している言葉なわけですから、それを素直に使っていくようにしてください。

それがユーザー目線です。

自分の感性であったり自分の感覚というのは全くあてにならない。

自分の感覚はユーザー目線ではなくて、自分目線であるということを理解しておいてください。

2)1語目で悩みすぎる

1語目で悩んでいる人を見ますが、1語目は悩むところではないです。

1語目は自分の感覚でどんどんどんどん今まで検索したことないキーワードをどんどんリサーチを進めていくべきです。

自分目線で1語目を調べてみる。

それからユーザー目線でどんなキーワードがあるのかなっていうのを2語目3語目でチェックしていくので、1語目の時点では自分の興味や関心を広げてください。

2語の時点でユーザー目線が発揮できていれば大丈夫です。

なぜなら、2語で上位表示を目指すから、です。

1語で上位表示を目指したい場合は、ユーザー目線を感覚でつかむセンスも必要になってきますので、かなり上級者向けです。

2語で上位表示すれば、十分なアクセスは集まりますので、無理に1語での上位表示は狙わなくてもOKです。

3)広すぎる2語を使っているケース

それから間違いの例として、広すぎる2語を使っているという場合があります。

例えば、こないだコンサルの事例であったんですが、「クルマ選び 初めて」そういう2語で検索している人がいました。

あと同じ方なんですが、「初心者 釣り」っていう2語。

すごくテーマが広すぎるんです。

例えば「クルマ選び 初めて」の時に、何で悩んでいるのかということを考えていくと、値段で悩んでいるのか、車種で悩んでいるのか、どこで買えばいいのか悩んでいるのか、悩みの範囲が広すぎるわけです。

そうなるとライバルもすごくそれだけ増えていきます。

実際ライバルチェックすると、ものすごくライバルが多かったです。

ライバルが多いと、いくら頑張って記事書いてもライバルの中に埋もれてしまいますので、アクセスは集まらないということになります。

なので、例えば車選びをする時に、大学生の車選びなのか、主婦の車選びなのか、対象となる相手を絞ることによって2語のテーマ設定を狭めるっていうことができるわけです。

広すぎる場合の狭め方について

広すぎる2語の場合はライバルが増えすぎるので、どういうふうにして狭めるかっていうことを考えてみてください。

「初心者 釣り」

の2語の複合キーワードをどのように絞るかを考えてみます。

まず、何に悩んでいるのかということを考えていくと、釣る場所なのかもしれないですし、釣り竿なのかもしれないですし、もしかしたら釣り堀を考えてるかもしれないわけです。

そこで、たとえば「初心者 釣り堀」の2語にすると、記事のテーマをぐっと絞ることができますね。

「釣り」となると広すぎるので、その中の「釣り堀」に絞ると、ライバルの数も明らかに減りました。

2語、3語の複合キーワードを探す時は逆算思考をついつい忘れがち

広すぎる2語をつかうと、2語で上位表示できません。

ですので、そもそも2語で上位表示するということを目指しているわけですから、2語を選んだ時点で間違っているんです。

先ほどもお伝えしたように、複合キーワード選びは3つのステップがあります。

  1. 1語目を決める
  2. 2語目の複合キーワードを決める
  3. 3語目の複合キーワードを決める

この順序は崩せません。

2語目の時点で間違っているのにも関わらず、その次の3語目を探してもムダです。

その前段階で間違ってしまっているので、適切な3語の複合キーワードを見つけることはできないということです。

正しい3語を見つけるには正しい2語を見つけておく必要があるということです。

例えば「クルマ選び 初めて」の2語の複合キーワードの3語目に「金額」とか「車種」とかを選んでもダメだということです。

2語目の時点でちゃんと正しい選び方ができてるか。

そして、それから3語目を調べていくというふうにしてください。

3語の複合キーワードの検索ボリュームは気にすべきか?

それから先ほどもお伝えしているように、2語で上位表示することを目指す場合で話をしています。

そうすると、3語のボリュームっていうのは気にしなくて大丈夫です。

2語の複合キーワードで上位表示するというのが最終目的なわけです。

その最終目的が2語であるわけですから、3語目っていうのは、とりあえず上位表示してしまえばいいんです。

ボリュームが少なくても、確実に上位表示させることが大切です。

それが呼び水となって、2語での上位表示が実現できるからです。

3語のボリュームは気にせず、とにかく上位表示ができればいいんだと、いうふうに考えてください。

3語のキーワード選びの注意点まとめ

この3語の複合キーワードを見つける時に、この順番通り1語目を見つけて、適切な2語目を見つけてそれから3語目を見つける。

この順番をしっかりと理解しておいていただきたいなと思います。

それから逆算思考ということです。

2語目でちゃんと上位表示をさせる、そのための逆算と考えていっていただきたいと思います。

補足

それから最後に補足になりますが、今回は2語で上位表示させるための、3語目の選び方について、具体的な手順をお話してきました。

しかし、この前提が変われば、考え方がズレてきます。

たとえば、3語で上位表示するのが最終目的であるのであれば、この考え方ではなくなるのです。

当然3語で検索ボリュームがあれば、3語で上位表示するというのを最終ゴールにしてもいいのです。

その場合は3語目で上位表示させる呼び水として、4語目をしっかりと選ぶようにしてください。

要は最終目的が2語で上位表示をすることなのか、3語で上位表示することなのか。

それによってキーワードの扱い方っていうのが変わっていくということです。

合わせて参考にして下さい。

そして、こういったキーワードを見つけた後っていうのは、使い方が大事になっていきます。

どういうライティングをしていくか、どういう人にどういう情報を届けていくか、そういったことをちゃんと考えていかないと、せっかくいいキーワードを見つけてもアクセスを集めることが出来なくなってしまいます。

それに、現実にはボリュームが少ないキーワードを書いていくことも多いです。

なぜなら、専門家としてのブランディングを高めることが、サイト全体のパワーを高めることにもなるし、マーケティング的にプラスしかないからです。

今回はあくまでも2語のキーワードを狙う場合の戦略についてお話したので、その点は整理して理解しておいてください。

ということで、今回は3語の複合キーワードの見つけ方と、よくある間違いについてお伝えしてきました。

最後までありがとうございました。

この記事を書いた人

作家/マーケター

人生の試練に打ちのめされた20代を経て、自分らしさを軸にした文章術を武器に独立。人材開発とマーケの2軸で活動中。人の強みや才能を引き出す独自のカウンセリング技術を開発。千葉生まれ、広島育ち、大分、熊本、静岡、福岡、新潟を経て現在は東京在住。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • ユーザー目線・複合キーワードの選定が分かりやすく説明されていて、非常に参考になりました。
    自分のブログにも取り入れていきます!
    ありがとうございます。

    • 参考にしていただけてうれしいです!
      リクエストなどいただけたらブログ記事として追加していきますので、遠慮なくお申し付けくださいね^^

    • ブログ拝見しましたが、私も新潟に移住を予定しています。
      もしかしたらお会いする機会がありそうですね^^

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