鹿児島の焼き鳥屋さんのコンサルで思ったこと

2022年4月21日、焼き鳥屋さんのコンサルをすることになり、鹿児島に行ってきました。

鹿児島の指宿(いぶすき)という砂風呂で有名なところです。

薩摩半島の最南端。

ここまで来ると風景もちょっと日本離れした感じになります。

この地域で有名なのが開聞岳(開聞岳)と池田湖です。

不思議な地形なんですけど、直径がほぼ同じなんですよね。

開聞岳はこんなきれいな形をしていて、さつま富士と呼ばれています。

なかなかの絶景です。

池田湖のほうから開聞岳を望むとこんな感じ。

春の花畑は最高です。

花の香りが漂っていてめちゃくちゃのんびりできました。

ということで、こんなステキな指宿にある焼き鳥屋さんのコンサルをしてきたので、ブログに残しておくことにしました。

目次

焼き鳥屋さんの現状

コロナの影響で観光客が激減したり、地元の人の外食も減ったりで、大打撃を受けていました。

飲食店が軒並み厳しいのはニュースで聞いてたとおりです。

売上はコロナ前と比べると半分になっているそうでして。

友人といくら話をしてもまったく突破口が見えず、コロナが落ち着いて元通りの客足になるのを待つしかないと諦めモード。

とはいえ、それまでお店が持ちこたえることができるのかどうか。。

そんな状況でした。

ただ、ヒアリングを進めていくとすぐに実施できるアイデアがいくつも出てきました。

マーケティングができるとこういう時に便利です。

お金もかけずに、時間もかけずに、速攻で確実に売上を伸ばすことができるから。

よくある判断ミスは、売上を伸ばすためには投資をしないといけないということです。

この焼き鳥屋さんもシステム屋さんの営業に乗っかって、注文パネルのシステムの契約をしたばかりだと言ってました。

私のコンサルを受けたら「お金使うべきところ、そこじゃなかった。。」とすぐに気付かれてましたが。

契約したものはしょうがないので、それはそれ。

とにかく、お金をかけずにいますぐできることで、売上を伸ばす。

しかも半年後には150%アップは実現させたい。

そんなゴールから逆算してマーケティング施策をバンバン出していきました。

お店のウリは何か?

マーケティングの施策を考える際に重要なのはお店のウリを明確にすることです。

常連さんはどこを気に入ってくれているのか、など、現状のヒアリングをしながらお店のウリを探していきました。

この焼き鳥屋さんは30年も続いているお店なので、ウリがないはずがありません。

でも、オーナーがそのウリを自覚していないと明確に打ち出すことができない。

そうなると、チラシでも、SNSでも、LINEでも効果的な販促活動ができなくなってしまいます。

なので、まず大事なのはお店のウリを明確にすることなのです。

現状のリソースをどこに使うべきか?

そして、お店の売上を伸ばすためには、客数を増やそうとするのは後回しになることも多いです。

むしろ客単価を上げるほうがよっぽど簡単だったりするんですよね。

売上を最短で最大化するには、施策の優先順位を立てる必要があります。

その順番を間違えると遠回りすることになるので気をつけなければなりません。

売上の構成要素を分解して、できることとできないことを整理して、現状のリソースを最大限に活用できる戦略を練っていく必要があるのです。

そうして現状を整理した結果、いますぐにできることで、なおかつ確実に成果が出るマーケティング施策を立案することができました。

焼き鳥屋さんから頂いた感想を紹介します。

焼き鳥屋さんから頂いた感想

コンサル前は、ほぼほぼお手上げ状態。

コロナ禍だからどうしようもないよな。コロナ終息を待つしかないよな。そんな感じでした。

そんな時に、コンサルを受けることで何か変われるかもしれない、とワクワクしたのでお願いしました。

小川さんと初めて会った時の印象は、何か不思議な感じがしました。

メルマガを読んだり、いつも音声コンテンツで聴いてる声を近くで聴いたからかもしれません。

コンサルで気づかされたことは、今あるもので考えるとすぐに実行できるんだ、ということでした。

その中でも印象に残ってるものは、○○が一番の広告媒体ということでした。

こんな身近にあるものになぜ今まで気づけなかったのか?と思いました。

売上150%アップが実現可能だなんて、自分ひとりでは思いもしませんでした。

これほど学べて楽しかった日はありませんでした。

小川さんと会話するだけでなんでも達成できそうな気がしました。

必ず達成させたいと思いますので、よろしくお願いします。

これから目指していきたいこと

この焼き鳥屋さんとは半年後に売上150%アップを目指すことになりました。

まだまだ始まったばかりなので、これからどんな成果を出されるのか、とても楽しみです。

いま思うことはマーケティングってやっぱり大事だよなということです。

マーケティングを学んだからこそ、ブログでも、メルマガでも、コンテンツ販売でも、店舗ビジネスでもいろんなところで成果を出すことができます。

そして、それらで悩んでいる人の力になることができます。

焼き鳥屋さんにお伝えしたのは、ぜひこの機会にお店のマーケティングを通して、マーケティングそのものの理解を深めてください、ということでした。

そして、マーケティングそのもの理解を深めたら、指宿で困っている店舗オーナーの力になってあげてくださいと。

ご自身の経験を元にアドバイスしてあげてくださいと。

そうして、すぐ売上アップできる実践的なマーケティングが、指宿に広まっていったらいいなと思います。

いいお店はやっぱり続いてほしいですからね。

それにこの焼き鳥屋さんの新しいキャッシュポイントにもなりますし、指宿の地域活性化にもつながりますし。

焼き鳥屋さんからマーケティングの輪が広がっていったらいいな、と思います。

 

(2023年1月5日追記)

その後、売上が順調に伸びて
2022年5月に80万円しかなかった売上が

9月には120万突破

11月には130万突破

12月には170万突破

というすばらしい成果を上げられました。

この記事を書いた人

作家/マーケター

人生の試練に打ちのめされた20代を経て、自分らしさを軸にした文章術を武器に独立。人材開発とマーケの2軸で活動中。人の強みや才能を引き出す独自のカウンセリング技術を開発。千葉生まれ、広島育ち、大分、熊本、静岡、福岡、新潟を経て現在は東京在住。

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