2023年になって話題に上がってきたChatGPT。
AIが文章を書く時代がいずれやってくると言われてましたが、少しずつAIの波が押し寄せてますよね。
まぁ前から分かってたことではありますけどね。
私も2019年にこの電子書籍に書きましたし。
機械的な作業は絶対にAIに敵わないんです。
これはもうしょうがない。
じゃあどうしたらいいかということを、長期的なトレンドで考えておく必要があるわけです。
そして、AIの得意分野はAIに任せるという発想が必要なのです。
AIの得意分野とは?
囲碁、将棋、チェスだって、もうAIのほうが強いですよね。
がんなどの病気の診断だって、AIのほうが正しい場合もあるそうです。
AIが普及すると約50%の職業がAIに奪われるって、たしかオックスフォード大学の先生が言ってましたけど、これもいつそうなるか分かりません。
機械的な単純作業であればあるほどAIに取って代わられて、感情や感覚が必要なクリエイティブな作業にシフトしていくだろうなと。
そんな予想が容易にできますよね。
たとえば、SEOなんか機械的な作業じゃないですか。
キーワードを見つけてくるツールが流行ったりもしましたが、ツール化できる作業というのはそれだけ単純な機械的作業だということです。
AIの得意分野なので、いずれ絶対にAIに取って代わられる。
そしてSEOだけでは遅かれ早かれダメになることが見えていました。
私はもともと2016年10月にSEOスキルを武器に独立したわけですが、その時代の流れを感じていたのでどんどんスキルを拡張していきました。
- SEO
- セールスライティング
- ステップメール
- コンテンツ販売
- オンライン講座販売
- コンセプトメイキング
- ブランディング設計
- VSL(ビデオセールスレター)
- 対面セールス
- プロダクトローンチ
- コミュニティ運営
- 店舗集客コンサル
といった具合です。
収入の柱が1つという状態のリスクを分かっていたので、意識してスキルを拡張していきました。
「いまどんな仕事やってるの?」と昔の友だちに久しぶりに会って聞かれたら「オンラインスクールの運営と物書きをやってるよ。」と答えることにしています。
そういえば2022年11月に…
昨年(2022年)11月にメルマガ読者さんとZoomでお話する企画をした時に、なかなかショックな話を聞きました。
- 以前SEOで300万稼いでたけど今は10万まで落ち込んだ
- 以前SEOで成功して独立したけど今は貯金を切り崩す生活を送っている
- 以前SEOの会社を設立したけど売上が10分の1以下になって潰れる直前
といった話です。
その一方で「いまでもやり方によっては稼げますよ。」という読者さんもいました。
でもその方は、SEOのみじゃなくてオンライン講座販売もしてたり、活動の幅を広げてる方なんですよね。
そう考えると、当時からずっとSEOだけで食べている人はかなり少ないんじゃないかと思います。
AIの普及によって、今後ますます厳しくなるのは間違いないでしょう。
だから、そういう大きな時代のトレンドを捉えて、大きな絵を描く必要があるわけです。
そんな内容をこの電子書籍でも詳しく書いてるので、興味がある方はぜひ読んでみてもらえたらと思います。
私がこのトレンドを踏まえてお伝えしたいメッセージは「AIを使いこなしてもっと楽なビジネス展開をしようよ。」ということです。
AIとは怯える対象ではなく、助けてくれるありがたい存在なのです。
AIに怯えるのではなく、AIを味方にして使いこなせ
AIを味方にするために大事なことは、人間の得意分野で勝負をするということです。
AIの得意分野はAIを活用する。
そして、人間の得意分野に集中する。
これが基本スタンスになります。
そして、どうやって使いこなすことができるかというと意外に身近にあります。
たとえばWeb広告
一昔前の広告は広告代理店に任せるもの、という時代でした。
専門的な知識が必要だったからです。
昔はGoogle広告でも非常にテクニカルな作業が必要でした。
だから、専門的な知識がないとWeb広告は難しいとされてきました。
でも、いまは個人でも簡単に広告を出稿することができます。
GoogleのAIの進化が凄まじくて、その専門知識がどんどん無力化しているんです。
こうやって仕事は奪われていくと。
でも、そのおかげで専門的な知識がない私たちに恩恵が回ってくるのです。
Facebook広告もYouTube広告もGoogle広告も、AIが自動で最適化してくれるので、私たち人間のアイデアを最適化してくれます。
AIのおかげで集客のハードルが下がり、集客コストが下がり、オンラインでの集客がめちゃくちゃ簡単になっているということです。
そして話題のChatGPT
2022年11月にリリースされたChatGPTは、たった5日で100万人ユーザーを獲得しました。
それだけ世界中の注目を集めているツールです。
試しに「10年後AIはどんな分野で活躍するようになる?」と聞いてみたらこんな回答が返ってきました。
ネット上の情報を収集してこうやってまとめて返してくれるんです。
便利ですよね。
まだまだ精度が低い場合もあるみたいですが、これまでなかった革新的なツールであることは間違いありません。
そしてこれ、コンテンツ作成にも使えますよね。
リサーチにも使えますしね。
このような単純作業はAIのほうが得意なので、AIにやってもらって、人間は楽をすればいいわけです。
人間はクリエイティブな作業が得意
人間の得意分野はクリエイティブな仕事です。
アイデアや発想を出したり、感情の交流をしたり、といった分野ですね。
たとえば、いくら優れた情報が集まるオンラインコミュニティがあったとしても、リアルのコミュニティじゃなければ得られない価値ってありますよね。
感情は機械とは違いますから。
たとえば、文章を書くにしても、単なる情報をまとめただけならAIに取って代わられます。
でも、人の感情を動かすセールスライティングであれば、人間の得意分野になってきます。
さらに、音声であれば、言語情報だけでなく、その人の声の雰囲気やトーンから伝わる情報を伝えることもできます。
なので、単なる言語情報だけでなく、その周辺の情報をどう使うかが、今後のマーケティングで求められることだろうと思います。
ハイテクが進めば進むほど、アナログな人間関係や人間らしさに価値が生まれるのは間違いありません。
こういったトレンドを踏まえると、自分らしさを武器にして、自分じゃないと作れないコンテンツを作れる人は長く生き延びていけるだろうなと思います。
あなたは、このAIのトレンドをどう考えていますか?
よかったら教えてください。では。
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