鮭で有名な新潟県村上市の街おこしから学んだこと

せっかく新潟に住んでいるので、鮭で有名な村上市にて、一人ビジネス合宿を開催しました。

こういう活きた体験がいろいろなヒントにつながりました。

やはり体験には遠慮なく投資すべきだなと改めて実感しました。

目次

新潟県村上市について

村上市は新潟市から電車で1時間くらい北に向かったところに位置しています。

山形県との県境です。

江戸時代のころに、鮭の養殖に成功して藩の財政が潤ったという歴史があります。

それ以来、鮭の名産地として有名になりました。

いまもたまにテレビで紹介されたりしてます。

市街地には、城下町の風景が残っていて、街並みの風景もたっぷり楽しめます。

JR村上駅から市街地まで歩いて20分くらい。

その途中にも個人商店をいくつか見かけたり、カフェを見かけたり、村上牛の精肉店を見かけました。

個人商店にも、鮭が軒先に吊るされていました。

1匹7500円。

鮭のいろんな加工品も売られています。

試食もさせてもらって美味しかったので、鮭とば、鮭の肝の味噌漬け、鮭の塩引き、などを実家に送りました。

そして、本題の街おこし

村上市は江戸時代からの歴史が残されていて、武家屋敷と商人町がバランス良く存在しているそうです。

ところが、その街並みが全国の地方と同じようにどんどん風化し、シャッター街になり、寂れていきました。

その状況を一変させた立役者がいます。

それが、吉川さんご夫婦です。

そのご夫婦がどのように街おこしを企画し、実践したのか、がこの著書に記されています。

35万円で10億円の経済効果を生んだメソッド、とありますが、誇張でもなんでもなくすばらしいマーケティングを実践されていました。

https://amzn.to/2M2m3F6

ポイントは、助成金を頼ったり、他人を頼ったりすると失敗する。

いまの自分でできることから実践する。

これが1点目。

次に、全国の成功例を見て回り、当事者にも会いに行く。

その帰りにアイデアが湧いてきたことが多かったそうです。

現地に出向いて、体で感じ、話を聞く、という体験こそが大事だと。

それが企画につながるのだと。

これらは、マーケティングの施策にそのまま応用できる考え方でした。

マーケティングスキルを磨いて、いつか街おこしに関われたらいいなぁと思いました。

ホテルは瀬波温泉へ

村上市は温泉も有名です。

瀬波温泉で人気の高かった宿に宿泊。

1泊2日で5回温泉に入りました。(笑)

街おこしならぬ自分おこし

街おこしをする際には、背伸びをする必要もなく、すでにその街が持ってるもので埋もれている価値を蘇らせることが大事だということです。

これは新しい商品やサービスを開発するときもまったく同じ考え方になります。

いままで蓄えてきた知識や、経験して培ってきたスキルを棚卸ししてみて、それを誰に向けて届けたら価値が生まれるか。

そこから情報発信のテーマやターゲットを決めていくと背伸びをする必要がありません。

どうすれば稼げるか、から考えたら多くの場合いきづまります。

そうではなく、いまの自分で提供できる価値は何なのか、から考えると無理のない情報発信が可能になっていきます。

情報発信は体験がすべて

ブログで稼ぐ場合も、メルマガで稼ぐ場合も、あらゆる情報発信に共通することだと思うのですが、体験が不足してる人の話はつまらないです。

Web上にある情報を寄せ集めしたようなブログ記事、誰かの言葉を借りてきたようなメルマガ配信、見慣れたキラキラSNS女子。

そういう個性のない情報には価値がなくなっていく時代だと思います。

実際に自分が体験したことと、体験したことから感じたことを、自分の言葉で発信する。

そういう情報発信をこれからも続けていくことが、息の長い情報発信のやり方だと思うのですが、あなたはどう思われますか?

この記事を書いた人

作家/マーケター

人生の試練に打ちのめされた20代を経て、自分らしさを軸にした文章術を武器に独立。人材開発とマーケの2軸で活動中。人の強みや才能を引き出す独自のカウンセリング技術を開発。千葉生まれ、広島育ち、大分、熊本、静岡、福岡、新潟を経て現在は東京在住。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次