第7話:感情の底辺を味わうということ

今日は、ネットビジネスの仲間が月収100万円を突破した、という知らせが届いたときの話です。

あなたはそんな話を聞いたらどう思いますか?

私は、いろんな感情が沸き起こりました。

仲間の成功を喜ぶ気持ちと、正直に悔しいという気持ちが入り混じった感じです。

まだまだ器が小さいですね^^;;

そんな感情を味わうことが成長するために大事だ、というのが今回のテーマになります。

目次

複雑な感情を深堀りしていくと・・・

私は納得できる稼ぎ方じゃないとお金をもらうのが嫌だ
と、稼ぐ方法にこだわっているところがあります。

また、ネットビジネスだけでお金を稼ぐのは、私が望んでいる形ではありません。

やっぱり人と人が顔を合わせる中で、生まれる価値というものがあると思っています。

しかし、お金はほしいと思っていました

そんな自分の価値観とは裏腹に、お金を稼ぎたいというのもこれまた本音です。

だからうらやましいと感じたのです。

そんないろんな感情が沸いてくるのを整理していくと、

私が稼ぎ方にこだわっているのは
かっこつけたいだけなのかもしれない、ということにも思い当たりました。

もちろん最低限のルールはあります。

嘘をついた商売や詐欺などは論外ですからね。

お金を稼ぐという考え方1つとっても、
まだまだ揺れていると実感した出来事でした。

心が揺れることを感じるのが大事

ここで申し上げたいのは、何が正しいのかどうか、ということではありません。

こうして心が揺れている時のあり方をどうするか、ということです。

私はこういうもやもやした時は強いストレスを感じているのですが、
同時に、そのストレスを認めない傾向があるのです。

つまり、そのストレスを受け入れるのを拒んでいるわけですね。

この状態は私にとって良くない状態です。

なぜかというと、頭の中がもやもやしている分、
行動のスピードが落ちるからです。

やはり昨日も行動量がダウンしていました。

そして、行動量が落ちてしまうと、結果も出なくなってしまいます。

ストレスはそもそも糧にすべきもの

行動量を上げるためには、
感情の揺れの正体を突き止める必要がありました。

そこで思い出したのが、成れる会で学んだ内容の1つである

「ストレスは悪ではない」

という話でした。

ボクサーが強くなるのは、試合があるからですし、
学生が勉強するのは試験があるからです。

外的な環境のストレスによって、成長できるわけですから、
ストレスをポジティブに受け取ることができるはずです。

それなのに、悪い状態の私は、ストレスを悪いものとして、

「臭いものにはふたをしろ」

とばかりに見てみないふりをしていた、というわけですね。

これは一体なぜなのか?とハタと考えて、紙に書き出してみました。

最近は気持ちがもやもやした時、
このようなメモを書いてアウトプットしています。

memo160525

これが、私が書いたメモです。

紙に書き出していくと、頭の中がすっきりして、身体も軽くなるのが分かります。

無意識に持っている答えを、言語化することで勝手に答えが出てくるものです。

感情の底辺を味わうこと

成れる会では、ビジネスが成長したかどうかを
自分自身の成長と深く関連付けていきます。

成長をするプロセスにおいて、順調に右肩上がりということはなく、
山あり谷ありを繰り返していくものですよね。

その時に、感情も上がったり下がったりをしているのです。

そこで感情の上下に任せて、やったりやらなかったりしてしまうと
ビジネスの結果に影響してしまう。という話です。

もちろんこれは当たり前のことですね。

仕事は気分でするものではないからです。

ただ、それを根性で乗り切るのも間違っているわけですね。

感情の底辺にいる時には、
そのこと自体を味わってみることが大切です。

そして、自分のパターンを知るきっかけにしたらいいのですね。

自分の価値観を見つめるチャンスですし、
失敗パターンを知るチャンスです。

失敗パターンを知れば知るほど、
失敗を回避できるようになっていきます。

まとめ

感情の変化はありのまま受け入れることで、
乗り越えるべき自分のテーマが明確になっていきます。

広岡さんからは、

「感情の揺れを感じることで、成長する道を歩む考え方が身についていく」

と教わりましたが、やはり言葉で分かっているだけではだめですね。

「分かっている」と「できている」の隔たりは、とても大きいです。

今回は体験を通して、成れる会の学びが活きたので、
感情の揺れを感じることの大切さを身をもって学ぶことができました。

なお、今回のメモは『0秒思考』(赤羽雄二著)という本のやり方を
参考にしながらアウトプットしました。

よかったら、参考にしてみてください。

実は、このように答えを外に求めるのではなくて、
自分の中に見つけていく考え方も成れる会で学んだことです。

日本人は勉強好きな人が多いですし、
今までいろんな話を聞いてきて、知識はたっぷりある人が多いです。

私を含め、その知識を使えてないだけという場合がとても多く
とてももったいないんですね。

自分に質問して、答えを書き出してみたら、
案外と納得できる答えが見つかったりするものです。

ビジネスに限らず、感情はいろんなきっかけで揺らぎますが、
小さな揺らぎから学ぶことができるようになればなるほど
成長が加速するのではないかと思います。

次回は、稼げないのは価値が伝わってないからだ、
というテーマでをお届けしたいと想います。

成れる会の体験談のまとめ

https://tarosan01.com/tag/narerukai/

この記事を書いた人

作家/マーケター

人生の試練に打ちのめされた20代を経て、自分らしさを軸にした文章術を武器に独立。人材開発とマーケの2軸で活動中。人の強みや才能を引き出す独自のカウンセリング技術を開発。千葉生まれ、広島育ち、大分、熊本、静岡、福岡、新潟を経て現在は東京在住。

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