さて今回は、可能性を広げる情報の受け取り方についてお伝えします。
勉強が好きっていう人はすごく多いですね。
勉強が好きな人が多いっていう、日本人がそういう国民性ってところもあるかもしれません。
しかし、とにかく何かを学ぶってことにすごく熱心な人を見ると、果たしてその学び方、いろんな情報の取り方、そのあたりが非常に効率が悪いんじゃないかと思うことが多いんです。
それについて、いろんなことを通してまとめてみたので、参考にしてもらえたらと思います。
自分の可能性を広げる考え方について
先日占いをやってる人と話をしました。
実は、僕も手相を見たり気学っていう占いを見たりします。
ただ、この占いってそもそもどんなものか、その占いの扱い方をどのように考えてるかっていうのは人によってかなり差があるんです。
ぼくは占いは受け方が大事だと思っていて、いつも話してることがあります。
たとえば、そもそも運命っていうのは決まってるものではないですよということです。
占いっていうとそもそも決まっているものと捉えて扱っている人が多いと感じるんです。
何歳にどうなりますかっていう質問であったり、何歳に結婚できますかっていう質問であったりですね。
それはあくまでも可能性でしかないわけです。
ただ、そういう質問してるっていうことは何かもう決まりきったものがあると、そういう前提の質問なんです。
一つのツールであって、一つの見方でしかないということを分かっていないんですね。
手相にしてもそうですし、ホロスコープっていう西洋占星術でも、四柱推命とか、このあたりがすごくメジャーな占いかなと思いますが、それらは全てツールです。
その占いを通して、そのツールを使って出てきた結果っていうのは、一つの見方、参考になる情報っていう程度しかないということです。
それをどのように解釈するかっていうことの方が遥かに大事なわけですね。
未来が分かったところで、それで落ち込んだり、努力を怠ってしまうのであれば、全くその占いに価値がないわけです。
自分のことは自分で解決するのが基本
じゃあどうすればいいのかっていうことも、まず自分のことは自分で決めるくせをつけてほしいです。
全て答えは人から聞いてしまうと、自分ひとりで何も問題を解決できないっていう自分になってしまいます。
自分の中でその占いで出てきたことであっても、占い以外のことも同じです。
日々の生活の中で起きた出来事をどのように解釈するか。
これが情報をどのように受け取るかっていうことにすごく繋がってくるわけです。
とにかく今の自分をプラスにするっていうために情報を受け取る、今よりも幸せになるために情報を受け取る。
そういうことをしていかないと、学べば学ぶほど不幸になっていくんです。
占いも受ければ受けるほど不幸になります。
幸せになるために占いを受けてほしい
具体的な言い方すると、手相占いするときにいつも言うんですけども、手相占い見ると生命線とか運命線に年齢を刻んで見ていくんです。
手があって、運命線と生命線があるんですけど、細かく刻んでいってここが何歳何歳何歳っていうのを全部見ていくことができるんです。
そして、その年令にどういう線があるかによって、この年結婚の可能性がすごく高いねとか、出会いが生まれるねとか、そういうのを読んでいくことができます。
ただここで知っとかないといけないのは、未来の手相っていうのはあくまでも予定でしかないということです。
予定っていうのは、今のまま生きていったらこうなるよっていうものです。
ですので、今手相に出てるその線、それがその手相通りの人生が未来に本当にやって来たとすれば、その手相を見た時からその未来における過程で自分が全く成長してないと、そういうふうにも言えるわけなんです。
今よりももっともっと成長して、もっといい人生を歩むっていう行動を毎日一つでも積み重ねていくことができれば、手相っていうのはどんどんどんどん良くなっていくはずなんです。
つまり手相を見てもらう時、見る時もそうですけども、手相っていうツールから情報を受け取る時に、どう受け取るかが大事だ、っていうことなんです。
その解釈によって全然変わってくるんですね。
手相は見るものではない。自分で創るものである
いつも言ってるのは手相っていうのは自分が作っていくものだということを、いつも言うんです。
今の手相に起きている、表れていることは、そのまま起きるんじゃ意味がないよと。
まずは、自分がどういう未来を作っていきたいのか。
そして、それを実現するために、一つ一つ今の自分にできないことをできる、どんどんできることを増やしていくわけです。
そして今の自分じゃ作れない未来、実力が足りない、人脈が足りない、お金が足りない、いろんなものが足りなくて作れない未来かもしれません。
でも、今よりも成長してお金にしても人脈にしても実力にしても、つけていけばその未来に到達できるわけです。
今のままの延長線上の未来ではなくて、さらに成長していったことによってたどり着く未来だと。
そういうふうに見ていかないと、手相占いをする意味がないということなんです。
今のままの自分でたどりつく未来っていうのは、手相を見ても見なくても何も変わらないっていうことになってしまいます。
手相を見る、手相から情報を受け取ることによって自分自身のより良い未来を作る。
今の自分よりも可能性を広げる。
そういうために手相占いをしないといけないということです。
周囲の情報に振り回されていないか
こういった情報っていうのは、どう扱うのかっていうことがいろんなところで繋がってくるわけです。
その他の例として、酒は飲んでも飲まれるなってよく言われると思いますが、この手相占いを妄信するなということとイコールです。
自分の意志でちゃんと飲むと。
周りに流されてなんとなく飲んでいるっていうようなことではなくて、飲まれたらいけないよということです。
会社の上司との人間関係なんかにおいても、言われたことをそのまんまやる部下っていうのは考えが弱い人です。
上司が何か指示をしてきたのであれば、本当に優秀な部下っていうのは上司の期待を常に上回るような行動していく。
上回る行動をするっていうことは、自分でその上司から受けた情報を自分なりに正しく捉えて、受け取って、さらに可能性を広げてそれをフィードバックしている。
だからこそ評価が上がっていくということです。
ネットビジネスの勉強なんかでも全く同じで、アフィリエイトであったり、ブログ、メルマガ、Facebook、いろんなやり方ありますけども、それぞれ一つ一つは単なるツールでしかないということです。
何を学ぶかっていうよりも、それをどのように学ぶかっていう方が重要だということです。
全ては情報の受け取り方によって自分の可能性は決まってしまう
ちょっと違う視点から言うと、情報、知識っていうのは武器ですし、自分が成長するために情報っていうのは絶対に必要なものなんですけども、ここで言っているのは可能性を広げる情報の受け取り方ということです。
情報をどのように受け取るのかということを考えた時に、情報を単なる知識としてだけ入れるっていうことは非常に危険なんだということをここでお伝えしたいと思ってます。
先ほどある占いをしてる人と話をしたって言いましたが、その方の知り合いでチャネリングをするっていう人がいるそうなんです。
スピリチュアルが好きな人とかは知っているかもしれないですが、霊験とかお告げとか、既に亡くなった昔のミュージシャンの霊と交流してお告げを言うことができる人ですね。
沖縄のユタとか青森県のイタコとかそういったものが有名ですけども、そういうことができるっていう人がいたそうなんです。
その時にその人が言ってたのは、その人は、ただ言ってるだけだと。
果たしてそれは本当なのか、と。
もし、ミュージシャン、有名なものすごい音楽家と交流してるんだったら、その音楽家が生前に作ったのと同じレベルの音楽が作れないとおかしいじゃないか。
そういうことを言っていて、本当にもっともだと思ったんです。
それが正しいのかどうなのかすらもわかんない。
それと同じことを結構占いの人がやっていて、占いも単なるツールであるっていうことを考えずにそれが全てだというふうに、ものすごく狭い見方をしてしまってるっていう方も残念ながらいらっしゃいます。
ホロスコープでこう出てるからこうなるって思い込んじゃってるとか、四柱推命でこういう性格って出たからこれしかできないっていうふうな言い方です。
それは、逆に可能性を狭めてしまってるような情報の受け取り方をしてるわけです。
なぜこれが起きるかっていうと、この情報が絶対的なものとして見てしまっているからです。
その情報をどう活かすかではなくて、それがイコール全てだと。
その知識を単なる知識として、人生に活かそうっていう発想がないんです。
本質と手段を間違えていないだろうか?
言い換えると本質と手段を混同してるっていうふうにも言うことができます。
いろんな情報っていうのは、目から入ってきたり耳から入ってきたり、いろんな情報が日々生活の中で入ってきます。
そういった情報をどのように自分の中に取り入れていくか、受け取っていくか、どのように受け取ると可能性が広がるか。
そういうことを考えると本質をちゃんと意識できるようになります。
本質は何かって言うと、自分の成長に繋げるにはどうしたらいいかって考えているかどうかであったり、そこから新しい気付きであったり、発見、こういったものがあるかどうかです。
そこから自分がいろんな気付いたことだったり、こういうことやってみようって思うこと、それが可能性を広げる選択になってるかどうかっていうことです。
そして、答えは内側から見つける。
自分の中に既にあるというふうにちゃんと考えているかどうかっていうこと。
これが、答えがどこか外にあって、いつかその答えと出会えると思ってしまうと、情報の受け取り方すごく間違ってしまうんです。
本質をしっかり意識しよう
自分の中に本質の答えがあるわけですが、その本質をちゃんと意識していないと情報の表面の部分だけ受け取ってしまうことになってしまいます。
全然そこから自分の成長もないし、新たな気付きもないし、本当に言われたことしかできない。
言われたことをそのまま鵜呑みにしてしまう。
そういう受け取り方をしてしまうわけです。
自分の中にちゃんと本質がある、答えがあるということを普段から意識するっていうのがすごく大事です。
インプットだけではなくアウトプットする
それから、まずやってみるということです。
他人がこう言っていたからっていうのを、そのまま鵜呑みに信じるっていうのは非常に危険です。
本当に知識としてただ入れただけっていうその知識には、全く価値がない。
その知識を自分が豊かになるために、成長するために、幸せになるためにその知識を使えるかどうかっていうことが大事なわけです。
ちゃんと本質を考えている人は、聞いたことをまずやってみる速度がすごく早いです。
聞いただけで「あ、いい勉強になった」で終わってる人。
こういう人っていうのは自分の可能性が全然広がっていかない。
これでは情報をインプットする意味がないんですね。
ですので、本質は何なのか、情報を受け取るっていうその本質は何なのかということを考えていただきたいと思います。
自分の成長にどのようにつながるか。
これが本質です。
自分の可能性を広げる学び方
どのように自分の成長に繋げるのか、新たな気付き、発見に繋げるのか、そういったことを意識しながら情報を受け取っていく。
人からのアドバイスを聞く、セミナーを受ける、本を読む、いろんな資格の勉強する、そういったことを、この本質ということを考えながらぜひ進めて頂きたいなと思います。
それからこの可能性っていうのが、自分の中にあると、内側にあるものを見つけると言いましたが、その可能性に気付くための方法として非常に有効な方法を二つご紹介すると、一つは問いを持つということです。
問いを持つ
問いも、自分でいろいろ思いついた問いを自分に投げかけてみればいいんですが、有効なものをいくつか紹介しますね。
まずはこれ。
「どんな未来がやってくるといいだろう?」
物事の始めに行うものであって、例えば1日の始まりであったりとか1年の始まりだったりとか、いろんな単位で行うといいです。
また1日じゃなくて誰かとミーティングがあるとか、何かセミナーに行くとか、どっかの学校に行くとか。
何かそういう物事の始め、最初のタイミングで、その物事の終わりがどんな未来になってるといいだろうと。
その物事の終わりっていう未来について、どうなってたらいいなと思って始めるのかっていうことをぜひ自分自身への問うようにしてみてください。
情報の受け取り方が変わっていく質問です。
それから、あれやってみようかな、これやってみようかな、いろいろ思った時に有効な問いを2つ紹介します。
「本当に?」
これは、自分の中に疑問を作っていく質問です。
簡単にできるのでぜひ試して頂きたいです。
それからこれ。
「何のために?」
この「何のために?」っていう質問は3回深掘りしていくと、自分の本当の本音の部分が浮き彫りになってくるので、ぜひやってみてください。
どんどん書き出していく
それから二つ目の方法が、自分の中に可能性がある、答えが自分の中にある、それをどんどんどんどん言語化していくっていう作業です。
そうすると、やりたいことっていうのがはっきり見えてくるので、そうなるとこの情報の受け取り方っていうのが変わっていきます。
自分の成長。
自分の理想とする未来。
そこにたどり着くための情報の受け取り方。
そのために必要な情報を受け取るっていう意識が明確になっていきますので、そうなると自分の可能性を広げるということにすごく直結していきます。
10分間で書き出すワーク
人生の中で自分がやりたいなと思うことを10分間でできるだけたくさん、ランダムで書き出していくといいです。
こういうワークをやると、今までこんなこと思ってたんだとか、そういう気付き、発見こういったことを生み出すことができます。
自分で気付いていなかった可能性に気付けるワークです。
また逆に、これは人生でやりたくないぞとそういったことも10分間でできるだけたくさん書き出してみて頂きたいなと思います。
可能性を広げるっていうこととちょっと逆行するように感じるかもしれませんが、やりたくないことを書き出していくと、逆にやりたいことっていうのが明確になっていく、そういう効果もあります。
自分がやりたいこととやりたくないことをはっきりするのはとても大切です。
人から言われたことがなんか羨ましく思えてしまったりとか、本当は自分が欲しくないものなのに同じようなことを求めることが正しいと思い込んでしまう、そういうことがありがちなんです。
そういう時にも「本当に?」っていう質問とか「何のために?」っていう質問は有効です。
でも、ちょっと違うアプローチするために、このやりたくないことを10分間できるだけたくさん書き出していくということを合わせてやってみるといいかなと思います。
自分を知ることが可能性を広げることになる
この時にやりたいことをたくさん書き出していくっていうワークと、やりたくないことをたくさん書き出していくワーク。
人によってはやりたいことの方がすらすら出てくるっていう場合もあるし、また別の人の場合はやりたくないことの方がすらすら出てくるっていうこともあります。
そういったことをまず書き出していくっていうワークをしながら、自分ってこういうことを思ってたんだっていう、まず自分のことを知ってください。
それが自分の可能性に気付く方法として一番最初にやって頂きたい方法です。
それからその可能性を実現させるために、さらにそこから可能性を広げていくために、どのように情報を受け取っていくかを考えてみてください。
そういう視点でいろんな勉強であったり、学びであったり、読書、セミナー、そういったことを取り組んでいくと、最短距離でその理想とする未来にたどり着けるようになります。
そういう学び方、効率のいい学び方ができると、人生に多いにプラスになるんじゃないかと思いますので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
動画ではマインドマップを使ってお話していますので、合わせて参考にしてください。
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