パースでコアラを抱っこして福岡に帰国

パースの滞在も最終日になりました。

今朝は日の出前から起きて外に出て、夜明けから明るくなるまでの景色をのんびり楽しむことから、一日がスタートしました。

マラルーB&Bの玄関横にあるソファーでぜいたくな時間を過ごしました。

3泊したマラルーB&Bもあとちょっとでお別れ。

パンを焼いて食べてヨーグルトを食べて、シャワーを浴びて、出発の準備をしました。

マラルーB&Bで飼われていた白い毛の犬ともグッバイ。

いい場所で滞在できてとても満足でした。

8時半にマラルーB&Bを出発してコフヌコアラパークへ向けて車のアクセルを踏み出しました。

マラルーからパースまでの2号線ルートもずいぶん慣れた道になりましたが今日が見納め。

感慨深いものがあります。

いつも100kmで飛ばせる2号線は、月曜日の朝は通勤ラッシュでした。

パース市街地を過ぎると渋滞は解消して、順調に南へ南へと進んでいきました。

目次

バイフォードの商店街で朝ごはんと罰金の支払い

コフヌコアラパークがあるバイフォードの小さな商店街で、10時の開園までの時間調整をしました。

コフヌコアラパークのすぐ近くです。

郵便局で200ドルの罰金を支払うと、お兄さんが「やっちまったな」という顔で同情してくれました。

パースの人たちはほんとにいい人たちばかりです。

警官以外は(笑)

その商店街の一角にパン屋を見つけたので、2回目の朝ごはん。

パースも最後ですので、無理してパースの朝ごはんを味わうことにしました(笑)

オーストラリアで賞を授賞したパン屋さんのようで、ミートパイは確かにとても美味しかったです。

ミートパイ、アップルパイ、フラットホワイトを食べてお腹いっぱいになりました。

10時前にコフヌコアラパークに到着。

最後の観光がスタートです。

コフヌコアラパーク

ここの特徴は何と言ってもコアラが抱っこできる西オーストラリア州唯一の動物園だということ。

抱っこするだけで30ドルでしたが、迷わず申し込みました。

こんな機会は二度とないですからね。

その写真がこれです。

めちゃくちゃかわいかったです!

ここには他にもいろんな動物がいました。

カンガルーやうさぎ、ロバ、馬、ディンゴ(オーストラリアの犬)などと遊びました。

カンガルーにパンを食べさせたりもしました。

カンガルーと遊んだ動画。

好奇心旺盛ですし人に慣れてるので近寄ってきました。

ペリカンも。

うさぎが餌を食べてるとこ。

1時間でコフヌコアラパークで遊んで満足したら、あとはもう日本に帰るだけです。

このまま空港に戻るか。

ちょっと時間に余裕があるからどこかに寄ろうか。

でも、どこにしよう?

ちょっと悩んだ末に最後はキングスパークに行くことにしました。

コフヌコアラパーク~キングスパーク~パース空港

キングスパークは3日連続で行きましたが、何度行っても満足させてくれました。

この日は平日で人も少なめだったので、パースの人たちを真似て、芝生で寝っ転がってパースの空を見上げたり、スワン川を眺めながら美味しい空気を肺に吸い込んだりして過ごしました。

16時にパースを出発してバンコクに向かう飛行機に乗らないといけません。

バタバタするのも嫌なので、14時にはパース空港に到着する予定にしました。

ガソリンも入れないといけないので、12時を過ぎたころにキングスパークを後にして、パース空港へと向かうことにしました。

パース市内からパース空港に向かう道は、初日に通った道を逆に戻っていく道でした。

初日は日本と違う風景に興味津々でしたし、地図を見ながら恐る恐る運転していたのに、4日後の今日は余裕で運転している自分に気づきました。

人間って環境にすぐ慣れてしまう生き物なのだということですね。

不安に思ったり、ハラハラドキドキしても、とりあえずやってみたらすぐ慣れるし、大したこともないということを身をもって痛感しました。

初めて英語でレンタカーを借りて、wifiを買ったり、スマホなしで紙の地図で運転したり、初めてのことだらけの4日間でした。

しかも、何か分からないことがあると英語で聞くしかない、という環境です。

英語が苦手とか言ってられず、なんとかするしかないわけです。

そんな初めてのオーストラリア一人旅も4日目になると、随分と慣れたものでした。

初日のことを懐かしく思いながら楽々とパース空港に到着しました。

最寄りのガソリンスタンドで満タンにして、空港のレンタカー降り場で返却。

14時に予定通りパース空港で発券と搭乗手続きをしました。

16時まではパース空港で最後の時間を過ごします。

パース空港

パース空港はとても広々としていて清潔感が行き届いてました。

何回も食べたパイをパースの最後に食べることにしました。

それと最後のフラットホワイトです。

機内食が出ることも知ってましたがどうしても食べて起きたかったんです。

空港の窓から見えるパースの風景を目に焼き付けます。

そして、16時。

飛行機に乗り込んでバンコクに向かって出発しました。

バンコクには22時に到着です。

飛行機の中では音声を聞いたり、映画のチアダンを見て過ごしました。

機内食も普通に美味しかったです。

バンコク空港

夜22時にバンコク空港に着いたら、2時間後には福岡空港に出発です。

行きのチャンギ空港とは違って乗り継ぎの待ち時間が2時間しかなかったので、出国手続きをすることもなく、そのまま福岡空港への乗り継ぎ搭乗口へと向かいました。

バンコク空港には大学の時に来て以来でしたが、ぜんぜん覚えてませんでした。

でもパース空港やチャンギ空港と比べるとかなり汚かったですね。

深夜24時15分に福岡空港に向けて出発しました。

夜なのですぐに機内は暗くなり、パースの日々を思い出している内にウトウトとして次第に眠りについていました。

気がついたら、機内が明るくなり、外は朝日が昇る直前になっていました。

機内が明るくなったのは最後の機内食が配られるためです。

朝5時くらいだったと思います。

夜明け前に飛行機の窓から外を見ると、マルチョンの虹が見えました。

食べ終わって1時間くらいすると福岡空港に到着しました。

いざ帰ってくるとあっけないもので、昨日まで南半球にいたのが信じられないものです。

昨日のパースの朝よりも福岡の朝のほうがやや肌寒く感じました。

のんびりと帰りのバスを待って、家に帰り着きました。

総括

一人で海外旅行をして正解でした。

新しい体験ができ、新しい感覚を味わうことができたからです。

体験が人生を作っていきますし、自分の価値観を作っていきます。

なんとかなるという自信も人生を変えてくれると感じています。

インターネットを使わず、自分の感覚を頼りにアナログの情報を判断して、間違えてもそれはそれで楽しみ、警察に捕まっても経験として残り、ワイルドフラワーが見えなくても高原のドライブを楽しみ、想定外のことがたくさんありました。

そういう想定外を楽しめる自分が意外にも感じました。

どちらかというと理屈で考えて、計画通りやりたいタイプですからね。

でも初めての環境に身をおくことで、新しい自分を発見することができました。

日本の旅行会社にも頼らず、一人でネットで調べて飛行機を予約し、宿泊を決めて、レンタカーを借りて、スワン川のクルーズ切符やロットネスト島へのフェリーの切符を買って、すべてを自分でやって大正解でした。

またいつかパースには遊びに行きたいと思います。

この記事を書いた人

作家/マーケター

人生の試練に打ちのめされた20代を経て、自分らしさを軸にした文章術を武器に独立。人材開発とマーケの2軸で活動中。人の強みや才能を引き出す独自のカウンセリング技術を開発。千葉生まれ、広島育ち、大分、熊本、静岡、福岡、新潟を経て現在は東京在住。

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