オーストラリアのパースに到着しました!

さて、シンガポールのチャンギ空港を夜中1時に出発した飛行機の機内は、朝5時くらいになると明るく電気が点灯しました。

なんと朝食です。

意地でも機内食を出してやるぞ、という気合を感じましたw

せっかくなので完食。

おかげさまですっかり目が覚めてしまいました。

パースに到着するころは、ちょうどうっすらと東の空から明るくなり始めてきた東雲の時間帯でした。

飛行機の窓からは、パース市内の夜景がきれいに広がっています。

空も雲一つない快晴で、圧倒的にキレイなパースの夜景にしばし見とれていました。

そして、ついにオーストラリアに初上陸。

パース空港はとてもキレイな空港でした。

びっくりしたのはパスポートの本人確認を機械がやっていたことです。

指紋をピッと認証し、本人の顔とパスポートの顔を照合しただけで、国外退出の手続きが完了です。

オーストラリアに入国完了です。

目次

まずパース空港でやったこと

パース空港ではレンタカーを借りる必要がありました。

英語でレンタカーを借りるのなんて初めてです。

カウンターで自分の前に一組並んでいたので、様子を見ていてもイマイチ分かりません。

ただ、それでも観察していました。

その時点で向こうの人はのんびりしてるなぁと思いましたよ。

後ろに並んでるとかお構いなしですし、日本でレンタカーを借りる時よりも、2倍~3倍くらいの時間がかかったように思います。

いろいろ説明を聞いて、英語でサインして、国際免許証を提示して、免責補償には加入しないことを伝えて、最後に車が止められている駐車場の地図をもらいました。

あとは鍵を挿して車に乗り込み、アクセルを踏むだけ。

いざやってみるとあっけないものですね。

ただ、ここで気づきました。

パースにいる間のネット環境をどうしよう、と。

パース空港でwifiを調べることに

とりあえず駐車場からパース空港の待合室まで戻り、ネット環境をどうするか決めることにしました。

当たり前ですが、日本の携帯をそのまま持ってきても、オーストラリアで使えるはずがありません。

ネットには公共のwifiでつないで、それ以外は使わないのも1つ。

でも、万が一のために使えたほうがいいだろうかなど、いろいろ考えた結果、wifiショップを見ていると、かわいいオーストラリア人の女の子から話しかけられました。

いまどうしようか悩んでるんだ、と伝えたら、説明するわ、と言われて聞いてみることに。

すると、思いの外やすかったんですね。

7日4GBで15オーストラリアドルでした。

これならいいいやと思って契約。

すると、SIMカードをその女の子が渡してきました。

「これがあなたの電話番号ね。7日間使えるわ。もし4GBをオーバーしたらこれだけ追加でかかるから注意してね。」

そして手渡されたのですが・・・。

初体験なので、使い方がさっぱり分からない(笑)

まさか初めてのSIMカード交換について英語で説明を受けることになるとは・・・と思いながらも、使えないと意味がないので聞いてみました。

そしたら、今のアンドロイドのスマホに入ってるSIMカードを入れ替えるだけ。

なるほど。

それだけのことね。

でも、こんな初心者の疑問にも丁寧に教えてくれたオーストラリア人の女の子はとってもいい人でした。

かわいかったし。

でもSIMカードは使えませんでした

早速ロビーのソファーに座ってSIMカードの交換をし始めたのですが、うまくスマホが読み取ってくれません。

解除コードを求められるのです。

あれ?言われたとおりにやってるんだけど・・・と思って調べていく内に、なんと自分のSIMカードはYahoo!モバイルで先月契約したばかりで、SIMロック解除ができないことが判明。

返品できるか聞いてみようかと思いましたが、英語で聞くことに抵抗を感じて断念しました。

まぁいい勉強になったしな、と自分に言い聞かせながら・・・。

レンタカーでもらった地図に書き込むことに

こうなったらネットにつながらなくても最低宿までたどり着けないといけなくなりました。

公共のwifiは運転しながらは使えないと思ったので、紙の地図で印を付けておくことに。

  • コアラを抱っこできるコフヌコアラパーク
  • カンガルーやウォンバットと記念写真が撮れるワイルドライフパーク
  • ロットネスト島へのフェリー乗り場
  • 宿泊場所のマラルーB&B

に印を付けて、あとはなんとかなるだろうと覚悟を決めてパース空港を出発しました。

パース1日目。

今日の予定はパース市内に行って、スワン川のクルーズです。

パース市内へ向けてドライブ

初めての海外の運転はドキドキでした。

信号の形も違うし、景色も新鮮でキョロキョロしながら運転してました。

信号のないロータリー交差点もたくさんありましたし、信号の違いの慣れに少しだけ時間がかかりました。

日本と同じで左車線だったのは、運転しやすかったです。

パース市内までは30分くらいで到着。

パースという街はコンパクトでキレイな街です。

人口は167万人。

福岡よりも全然小さいんです。

高いビルが建ってるのは市街地だけで、それ以外の土地には低い建物ばかり。

平地が広がっているので、高いビルを見ながら市街地に近づいていきました。

パースの中心部にはスワン川が走っていて、ちょうど水のたまり場になっていて湖のようになっています。

湖沿いの風光明媚な都市。

世界で1番住みやすいとも言われるパースですが、さもありなんと思いながらパース市街を運転していました。

市街地に駐車

パースで初めての駐車場に車を止めて、中心部を散策することに。

パースの中心部はとてもおしゃれで洗練された都会でした。

ゴミゴミしてなくてとてもキレイな町並みです。

ビル地下のスーパーを見て回ったり、歩行者天国になっているメインストリートを散歩しました。

逆立ちしているのは、ホンモノの人ではなくて、銅像です。

おもしろかったのは「ファッキン!ファッキン!」と言いながら大声で歩いてるおかしな人がいたことです。

ま、どうでもいいですがw

パース市内はカフェがたくさんありました。

細い路地にも小さいカフェがあって、テーブルと椅子が2組みぐらい並んでいたり、あちこちにありました。

それにコーヒーを片手に歩いてる人も目につきました。

コーヒー文化なんでしょうね。

カフェで1番人気のメニューを聞いてみたらフラットホワイト(flat white)と言われました。

日本では聞き慣れないメニューですが、ちょっとミルクが入ってて飲みやすいコーヒーでした。

パースに滞在する3日間でフラットホワイトばかり飲み続けました。

パース市街地を歩きながら困ったのはトイレです。

いざもよおした時に、トイレがないことほどピンチな状況はありません。

なので、こまめにトイレには行くようにしました。

コーヒーを飲んでるのでなおさらですね。

これは郵便局です。

で、歩行者天国のストリートのあるカフェに腰を下ろして、その日初めてパソコンを開きました。

メール対応と数件と、メール配信を数件。

ネットを使った仕事だと場所を選ばずに仕事できるのがいいところです。

そして、スワン川のクルーズの情報を調べました。

スワン川クルーズ

西オーストラリア州の観光案内所に行くことにしました。

すると、ちょうど1時間後に出発の船があるとのこと。

そこで案内をしてくれたのはパーフェクトが口癖の女の子でした。

丁寧に説明してくれて、自分がOKと言う度に親指を立てて「パーフェクト」。

うーん、欧米っぽいw

でもとてもいい笑顔で親切な女の子でした。

「どこから来たの?中国?」

「いや、日本だよ。」

「今日はいい天気だからスワン川クルーズはパーフェクトよ。」

そんな他愛もない会話をして、チケットを購入。

歩いて10分ほどの船着き場に向かいました。

クルーズに乗り込み、3時間の船旅を楽しみました。

パースを出発して、スワン川を下っていき、河口のフリーマントルに向かい、そこからまた返ってくるという往復コースです。

船の中でランチを食べて70ドルくらいでした。

ランチはビュッフェで初めてのパース料理。

これがパース風のランチか~と感動しながら、美味しくいただきました。

ランチを食べながら、感じの良い老夫婦から話しかけられました。

「どこから来たの?」

「日本ですよ。」

まぁ平日の昼間に東洋人が一人で乗ってると興味があるんでしょうね。

ちなみに、その日のクルーズはほとんどは見た目50歳以上の年配の人ばっかりで、30代は自分を含めて数人くらいしかいませんでした。

どちらかというとのんびりとした時間を楽しむ、年配向けに人気のメニューなのかもしれないですね。

その老夫婦はオーストラリアの首都のキャンベラから遊びに来たそうです。

キャンベラも東海岸側なので、西海岸のパースとは逆側。

旦那さんのほうはパースは2回目で、奥さんのほうは初めてパースに来た、と言ってました。

私は会話するよりも、パースからフリーマントルの町並みを眺めたり、スワン川に映る春の陽光を見ていたかったので、ほとんど席には座らず、看板に出て風を浴びてました。

行きも帰りもあっという間でした。

パースに戻ってきてからは、もう一度歩行者天国のストリートでコーヒータイム。

パソコンを開いてメールを送ってから、車で移動することにしました。

地図を見ながらドライブしつつ宿泊地へ

2日目か3日目に行こうと思っていたワイルドライフパークの行き方を確認するためにドライブ。

夕方だったので、場所だけ確認して、そこから宿泊地へ。

と思ったらスマホがどこにも見当たらないことに気づきました。

軽くパニックです。

まだスマホの機種変をして1ヶ月ほどでしたので、かなりまいりました。

もしやクルーズの後に、市街地を散歩してる間に落としたか?

カフェに忘れてか?

これはまた行くしかないなぁ、と覚悟を決めて、またパース市街地の元の駐車場へ。

歩いた道をそのまま歩いてみましたが、どうしても見つかりません。

あきらめて車に戻って、ダメ元で車の中を探すと、運転席の下に落ちてました。

自分のうっかりさに嫌気がさすと同時に、ほっと安心しました。

あとは、宿泊地に行くだけです。

初めての場所ですから、明るい内に到着したいと思いながら、車のアクセルを踏み始めました。

マラルーB&B

2号線を北上し30分くらいの場所に、マラルーという場所がありました。

距離は少し離れていたのですが、2号線は時速100kmで走れる大きな道だったので、案外早く移動できました。

ただ、近くまでは来てるはずなのですが、マラルーB&Bがあるはずの、細かい路地が分かりません。

しょうがないのでガソリンスタンドのおじさんに道を聞いて、なんとかたどり着きました。

目印が分かりづらいので、道を頭に叩き込みながら進んでいきました。

ようやくちょっとだけ坂を登りきった丘に、マラルーB&Bがありました。

てっきりホテルだと思っていたのですが、いざ行ってみると、完全に個人の家でした。

ホームステイみたいな感じです。

そこの奥さんがとても良くしてくれて、ロットネスト島の案内パンフや、ワイルドライフパークのパンフを渡してくれました。

マラルーB&Bはマラルー海岸の近くにあって、すぐ近くに海が見える場所です。

海まで歩くとホテルがあり、そこでディナーを食べました。

ホテルだからか25ドルとちょっと割高のきのこのパスタを食べました。

味は美味しかったですよ。

そして、マラルーB&Bに戻ってからwifiにつないでメールチェック。

それから、夜は日本の成れる会の仲間とZOOMでミーティングをしました。

Skypeだと音声のやり取りが時間差が出てしまいましたが、ZOOMだと完全にリアルタイムでやり取りできました。

長い一日が終わりました。

この記事を書いた人

作家/マーケター

人生の試練に打ちのめされた20代を経て、自分らしさを軸にした文章術を武器に独立。人材開発とマーケの2軸で活動中。人の強みや才能を引き出す独自のカウンセリング技術を開発。千葉生まれ、広島育ち、大分、熊本、静岡、福岡、新潟を経て現在は東京在住。

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