パース→フリーマントル→ロットネスト島へ!

昨晩、ZOOMで夜中3時まで話していたこともあり、早起きをして朝日を見ようと思っていた目論見が見事に外れてしまいました。

起きたら8時過ぎ。

すでに太陽は地平線から上がって清々しい朝日となってパースを照らしていました。

起きてから気がついたのは今日の予定を決めてないということ。

コアラやカンガルーを見に行くか、ロットネスト島に渡るか、どっちにしようか迷ったまま寝てしまったからです。

今日は土曜日で明日は日曜日。

フリーマントルからロットネスト島に渡るフェリーの時間を調べてから決めることにしました。

目次

ロットネスト島に行くことに決定

ベッドの上でパソコンを開きインターネットに繋ぎました。

日本語でも検索できるし、ほんとに便利な世の中になったなと思います。

土曜日のほうがまだ空席が残っていて、行き帰りのフェリーの時間を自由に選ぶことができました。

今日はロットネスト島行きに決定。

そして、明日はコフヌコアラパークやワイルドライフパークでコアラを見に行くことに決めました。

朝10時前にマラルーB&Bを出発して、フェリーの船着き場があるフリーマントルに向かいました。

フリーマントル

フリーマントルは昔イギリスの植民地時代に、罪人が捕まる刑務所があった場所です。

今は歴史を感じる教会や刑務所跡などを見学したり、こじんまりとした町並みでショッピングを楽しめる場所になっています。

半日くらい散策するにはもってこいの場所です。

車で2号線をマラルーから南下してまずはパース市内に向かい、パースからフリーマントルに伸びる国道を走らせました。

パースからフリーマントルまではスワン川沿いを、川下に向かって30分くらいの道のりです。

絶好のドライブコースでした。

ロットネスト島行きのフェリー乗り場は2ヶ所あり、1つはノースポート港、もう1つはフリーマントル港でした。

スワン川の河口を挟んだ両側に乗り場があります。

自分の切符はノースポート港発だったので、乗り場を確認してから、フリーマントル市街の散策をすることにしました。

これがフリーマントル駅。

これが郵便局。

コーヒー豆を量り売りしてるお店。

スーパーのブロッコリー。

1時間半くらい散策した後はノースポート港に戻り、ロットネスト島に出港です。

ロットネスト島

ロットネスト島へ出発です。

これがその船、ロットネストエキスプレスです。

40分くらいで到着したロットネスト島はちょっと天気が悪かったですがまさに楽園でした。

ロットネスト島でやることは2つ決めていました。

1つはアドベンチャーボートに乗って、ロットネスト島をぐるりと周り、海のロットネスト島を感じること。

ロットネスト島周辺にはクジラやイルカが生息していて、普段から見学できるのです。

時速80kmくらい出てそうなジェット船はかなりアクロバティックでした。

スピードを出したまま舵を切ると、船が大きく傾いてまるでジェットコースターのよう。

観察するポイントに到着すると海原を眺めながら、クジラの潮吹きを目にしたり、イルカが遊んでいる姿を見ることができました。

また野生の鷲の巣やアシカなども観察することができてとても楽しかったです。

アドベンチャーボートから戻った後は、ロットネスト島内のサイクリング。

ロットネスト島は、あちらこちらに塩湖が点在していたり、この島にしか生息していないクォッカといううさぎの耳の短いような動物がいるのが特徴です。

サイクリングに出発する前に、フェリー乗り場周辺のパン屋さんでポテトパイとフラットホワイトを注文して腹ごしらえ。

ベンチに腰掛けて食べ終わり、フラフラ歩いているとその広場に植えられている木の根本に小さな柵があり、その中に目をやるとなんとクオッカが!

ぜんぜん人を恐れないですし、人懐っこかったです。

お腹も満たされたので、いよいよレンタサイクルでロットネスト島で1番高いところにある灯台を目指します。

サイクリングでは、塩湖の景色を楽しんだり、クオッカを見かけたりして、とても楽しかったです。

塩湖

道沿いにクオッカもいました。

灯台にやってくると、島の景色を一望できました。

南のほうにはエメラルドグリーンのきれいな海原が広がり、東から北のほうを見ると今まで自転車で通った道が見えます。

気温は25度くらいで、春の気持ち良い陽気です。

なんとも気持ちのよい場所だったので、その場にあるベンチでゆっくり味わうことにしました。

ただ・・・ロットネスト島で困ったのはハエでした。

めちゃくちゃハエが多いんです(困)

顔にやってくるので、振り払うだけでも大変。

ぜんぜん景色を楽しめないんです。

しょうがないので景色は諦めて、顔にシャツをかけてハエの襲撃から身を守りつつ、身体全身で空気の心地よさに身を任せることにしました。

少しウトウトしながら、ロットネスト島の風を感じていると、まさに夢見心地で、最高にぜいたくな時間でした。

帰りのフェリーが出発する30分前に、フェリー乗り場に戻ってきたころにはだいぶ日が傾いていました。

フェリーを待ってる内にだんだん西の空に夕焼けが広がっていきました。

縦の虹が!

帰りのフェリーの中でも、西側に遠ざかるロットネスト島と夕日の幻想的な景色を見ていると、とてもこの世のものとは思えないようなキレイな色に変わっていきました。

次第に静かな夜がやってきたころにフリーマントル港に到着。

そこから対岸のノースポート港に戻ってきた頃にはすっかり真っ暗になっていました。

フリーマントルでディナー

フリーマントルからパース市内に向けて車を走らせていると、ノースフリーマントルを通りかかった時に、楽しげな音楽が流れている通りがありました。

その周辺にはディナーが食べれそうなお店が並んでいます。

車を止めてご飯を食べて行くことにしました。

生演奏でピアノとウッドベースとドラムでジャズが流れているお店に入っていきました。

グリーンサラダと白身魚の料理を注文。

驚いたのは、向こうのグリーンサラダって葉っぱじゃなくて豆なんですね。

しかも量が多くて一人では食べきれませんでした。

そういえばかわいい女性の店員さんが笑ってたので、どうも1人で注文するメニューではなかったようです(笑)

味はまぁまぁ美味しかったですよ。

パースに近づきながら、キングスパークの夜景を見ることを思いつきました。

キングスパークはパース中心部のすぐ横にある小高い丘の上に広がる公園です。

夜は夜景がキレイだし、昼は普通に景色がキレイだから絶対に行ったほうがいいと、ロットネスト島で出会った上品なおばあさんから教えてもらったので、もともと行く予定にはしていましたが、この日の夜に夜景を見ておこうと思ったんです。

いい意味で想像を裏切られる絶景でした。

また昼間に来ようと決意してから、マラルーB&Bに戻りました。

たどり着いた時にはすでに22時を回っていました。

1日遊んだのでクタクタになっていたので、シャワーを浴びてからすぐに眠りにつきました。

最高の2日目でした。

この記事を書いた人

作家/マーケター

人生の試練に打ちのめされた20代を経て、自分らしさを軸にした文章術を武器に独立。人材開発とマーケの2軸で活動中。人の強みや才能を引き出す独自のカウンセリング技術を開発。千葉生まれ、広島育ち、大分、熊本、静岡、福岡、新潟を経て現在は東京在住。

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