複合キーワードの対策をマスター!正しい戦略を立てるには?

アクセスアップ講座『ブログのキーワード選定』第2回目となります。

前回は、キーワード選びの原則についてお話しました。

1、一定以上の検索ボリュームがあること
2、ライバルが少ないこと

この2つのが原則でしたね。

内容を忘れている場合は、こちらの記事を復習してから読み進めてください。

キーワードの選び方!アクセスアップの原則とは?

その原則を踏まえてキーワードを選んでいくと、効率よく探す道筋が見えてきます。

その道筋こそが、キーワード選びの戦略になります。
具体的な戦術に入る前に、キーワード選びの戦略を正しく理解することが大切です。

そのために、複合キーワードについて理解していきましょう。

目次

複合キーワードがキーワード戦略のキモ

キーワードには単体キーワードと複合キーワードがあります。

単体キーワードは、「インフルエンザ」
複合キーワードは、「インフルエンザ 対策」

複合キーワードは、単語の組み合わせで作られますから、
単体キーワードよりも文字数が多くなります。

文字数が多くなると手間が増える分だけ、検索ボリュームが少なくなります。

2語の複合キーワード 「インフルエンザ 対策」
3語の複合キーワード 「インフルエンザ 対策 大人」

このように2語よりも3語と、複合させる数が増えただけ、
検索ボリュームは少なくなっていきます。

しかし、複合キーワードの方が、ライバルが少なくなるので、
上位表示がしやすくなります。

1、一定以上の検索ボリュームがあること
2、ライバルが少ないこと

この目的を達成するために、複合キーワードを見つけていく必要がある、
ということをぜひ覚えてください。

複合キーワード戦略をもっと具体的に明かします。

キーワード選びの原則にしたがって実際にキーワードを探していくと、
ある事実が明らかになっていきます。

それは、3語の複合キーワードでは、
なかなか十分なボリュームが期待できない場合が多いということ。

ここで書いても無駄だと思ってしまうともったいないです。

それでも気にせずにニッチに絞ったキーワードで
ブログ記事を書いていくべきなのです。

なぜならマーケティング上、どう考えても
ニッチに絞ったほうがメリットが大きいからです。

ニッチに絞るメリット

繰り返しますが、基本戦略はニッチに絞るということです。

ニッチに絞ることでライバルの少ない市場で
勝負することができるからです。

そして、ニッチに絞られたキーワードは
それだけ悩みが深くなります。

濃い悩みの読者に読んでもらうということは、
メルマガ登録にもつなげやすいし、
アフィリエイトにもつなげやすいということ。

つまり、数としては少なくなっても、
濃いアクセスが集まるというメリットがあるわけです。

なおかつ、ニッチなことをブログで発信していると
専門家として見られるというメリットもあります。

それだけその分野について深い知識がある専門家だと。

これらの理由によって、
濃いアクセスを呼び込むことができます。

濃いアクセスとは、反応してくれる読者によるアクセスということです。

メルマガに登録してくれたり、
アフィリエイトしている商品を購入してくれたりと、
収益化に直結するアクセスを呼び込むことができるということです。

キーワードと市場の大きさの関係

3語の複合キーワードを設定するとターゲットが狭まります。

1語 「インフルエンザ」
2語 「インフルエンザ 症状」
3語 「インフルエンザ 症状 大人」

このように、キーワードが増えていけばいくほど、
対象となる読者さんが絞りこまれていきます。

3語にすれば、大人の症状について知りたいというニーズになります。

キーワードの数を増やすことで
知りたいことにマッチした記事を書けるため
滞在時間が長くなる記事を自然と書くことができます。

3語目の複合キーワードを考える時の注意点

3語目の複合キーワードを考える時の注意点として
『ユーザーが実際に使っている言葉をそのまま使う』ことを徹底してください。

2語の組み合わせを考える時は、もっと自由な発想で組み合わせていきますが、
3語目の複合キーワードを決める時はシンプルに考えていきます。

具体的には、

1、Yahooの虫眼鏡キーワードをそのまま使う
2、Googleの関連する検索キーワードをそのまま使う

この2種類の方法で、3語目の複合キーワードを決めていきます。

1、Yahooの虫眼鏡キーワード

Yahooの検索画面の上部のように、
赤枠で囲った部分に関連キーワードが表示されます。

musimeganeue

Yahooの検索画面の一番下までスクロールすると、
3語目の数が多くなるケースがあります。

「赤ちゃん 咳」に続く3語目は、10個出てきました。

musimeganesitahyouji

2、Googleの関連する検索キーワード

Googleで検索した場合は、検索画面の下部に関連する検索キーワードが表示されます。

akachansekikanrenwaku

この表示の中から3語目を決めていくようにしましょう。

2語の時と同じようにライバルチェックをして、
ライバルが少ない3語の複合キーワードから
優先的に記事を書いていきます。

実際にユーザーが使っている言葉の組み合わせを
キーワードに設定することが大切です。

複合キーワード選びの戦略まとめ

キーワードの原則を踏まえた上で、効率のいいキーワード戦略を考えていくと、
非常に効率よくキーワードを集めることができるようになります。

FacebookやTwitterなどで使って記事を拡散するというような、
難しいテクニックは必要ありません。

キーワードを正しく選んで、いい記事を書いていけば、
誰でもアクセスアップを実現することは可能です。

焦って成果を出そうと思って小手先のテクニックに走るよりも、
よっぽど早く結果を出せる王道の方法です。

最後に、キーワード選びの戦略をまとめると、下記の3点になります。

アクセスアップ講座『ブログのキーワード選定』

1,キーワードの選び方!アクセスアップの原則とは?

2,複合キーワードの対策をマスター!正しい戦略を立てるには? ←今はココ

3,狙い目キーワードのリサーチがキモ!競合チェックの戦術

4,2語の複合キーワードを無料ツールで見つける方法

 

この記事を書いた人

作家/マーケター

人生の試練に打ちのめされた20代を経て、自分らしさを軸にした文章術を武器に独立。人材開発とマーケの2軸で活動中。人の強みや才能を引き出す独自のカウンセリング技術を開発。千葉生まれ、広島育ち、大分、熊本、静岡、福岡、新潟を経て現在は東京在住。

コメント

コメント一覧 (5件)

  • こんばんは。
    いつもすばらしい記事をありがとうございます。

    ところで記事を読んだ質問ですが、2語や3語の複合キーワードでライバルが多かった場合はどうされているのですか?

    ヤフーやGOOGLEのサジェストキーワードで表示されている2語や3語の複合キーワードでもライバルが多い場合がけっこうあると思うのですが。

    よろしくお願いします。

    • ご質問ありがとうございます。
      複合キーワードでライバルが多かった場合ですが、私の場合は優先順位を下げています。
      ライバルが少ないキーワードの組み合わせをリサーチするほうが、上位表示はしやすいためです。

      対策として、普段から気になるキーワードを目にした時には、メモで貯めておく、というのがオススメです。
      それと2語の組み合わせをもっと数多くリサーチしてみることです。
      いかにも思いつきそうな複合キーワードはどうしてもライバルが多くなってしまいます。

      雑誌、web、新聞、テレビ、街で見た看板、いろんなところで目や耳から入ってくる言葉の中に
      必ずいいキーワードがありますので、感度を高めていきたいですね!

  • 小川様

    お忙しい中お返事していただきありがとうございました。

    これからもお体に気をつけてお仕事がんばってくださいね。

  • 最後にもう一度だけ質問があるのですが、
    複合キーワードの3語目はユーザーが実際に使っている言葉を使うこと。と3語の複合キーワードを狙うときのポイントとして書かれていますが、この3語目はたろうさんがリサーチした言葉を2語のキーワードに組み合わせている場合もあるのですか?

    というのもヤフーサジェストやグーグルサジェストの3語の複合キーワードだとライバルが多すぎて上位表示が非常に難しい場合があると思うのです。

    なのでたとえば、赤ちゃん 咳に+(プラス)3語目のキーワードを雑誌や本などでリサーチした言葉を自分で組み合わせたほうが、ライバルがより少なく、お宝キーワードを見つけられると思うのですがどうでしょうか?

    何度も質問してすいません。

    • こんにちは、返信しないまま随分と時間が過ぎてしました(汗)
      ご質問の件についてですが、ヤフーサジェストやグーグルサジェストの3語の複合キーワードをそのまま使います。
      「赤ちゃん 咳」という2語がそもそもライバルが強い2語なので、3語も見つけづらいと思います。
      雑誌などからキーワードを拾うのはとてもオススメのやり方ですが、1語目、2語目を見つけるために使ってください。
      3語目は原則としてヤフーサジェストやグーグルサジェストから決めていくといいです。

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