自分を変化させる方法!目標達成するための習慣づくりとは?

今回は、自分を変化させて目標を達成できる習慣を作ろう、というテーマで、お話をしていきたいと思います。

習慣というのはどういうふうに考えていらっしゃいますでしょうか。

習慣というのは、大いに性格と関わってくると思います。

性格というのは、漢字の意味を分解していくと、生まれながらの心が性、それが格(いた)った、それが格。

そういう意味で性格という言葉が成り立っています。

生まれながらどういう心や考え方で過ごしてきたか、それがどういう状態を経過して現在に至っているのか、それが今の性格だということです。

過去から今までの過ごし方が、今の性格を形成しているということです。

目次

自分を変えることができる部分とできない部分

性格についてはいろいろな説があって、性格を変えられないという人もいるんですけど、自分というのは、変えられる部分と変えられない部分があるというのは当たり前のことです。

ただ、変えられない部分があったとしても、認識を変えられるということは知っておく必要があります。

どういうことかというと、強みが弱みになったり、弱みが強みになったりするということです。

僕は手相を見るんですけど、この線は良い線悪い線、というふうに見ていくときに、単純な良し悪しっていうのは、実はありません。

長所の裏には短所が隠されていて、短所の裏には長所が隠されているということなので、自分の強みだと思っているものが実は弱みになったりとか、自分の弱みだと思っているもとが強みになったりとかは、よくあることです。

例えば、短気な人は良くいうと強気な人とも言えますし、優しい人というと優柔不断という意味もあり、コインの表裏の状態なわけです。

つまり、認識を変えることはできるということです。

認識を変えると自分の行動を変えることができる

考え方によって行動は変わっていきますので、認識というのは考え方のことです。

その認識を変えることで、自分の行動を変えられるということです。

言い方を変えると、脳の習慣というふうな言い方もできるわけです。

脳のプログラムという形になっています。

今日のテーマが、自分を変化させて目標達成できる習慣を作ろうということなのですが、目標達成ができる脳になっているのか、それともできない脳になっているのか、自分の中でしっかりと理解しておく必要があります。

目標達成できないような脳の使い方をしているのであれば、認識を変えていかなければいけません。

そうしないと、人生において達成したい目標を、ことごとく達成していくということは、難しくなっていきます。

脳を今まで以上に機能させるために大事な習慣として、いろいろなことで共通することになるのですが、分かりやすい言い方として、本能の逆を意識してやるということが、今まで使っていなかった脳を機能させるということになります。

本能というのはそもそも何かというと、脳の中の小脳の部分、動物的な本能、食欲、性欲、睡眠欲、他にも、人に認められたい承認欲求などです。

本能というのは肉体を持っている限りなくすことはできないので、出てしまうことが悪いわけではありません。

ただし、本能のままに生きているということは、動物の本能のままに生きているということになるので、人間らしい成長や進歩というのはなくなってしまいます。

本能の逆をやる、というクセを付けよう

今まで生きてきた自分が、今の習慣を作っていますが、脳というのは楽をしようとしますので、本能のままに生きるということは、今の脳の状態を保とうとするということになります。

ですので、本能が自分の成長や、本当の自分の幸せを邪魔しているということが起きていないかを、自分自身に問いかけて確認していくということが必要になっていきます。

今日1日、本能の逆をやる、本能を越える、ということを実践したかどうかを振り返ってみると、自分自身のことがよく分かると思います。

例えば会社とかでも、上司から理不尽なことを言われて腹が立ったら、どういう本能が自分の中から反応として出てきているかと。

誰かに愚痴を言いたくなるとか、人や環境のせいにしたくなるとか、そういう反応が起きてくるかもしれませんし、人によって反応の起き方というのは違ってきます。

本能の部分が人によって違うと。

いずれにしても、そういう理不尽なことをされたときには必ず、本能の反動というか、反抗心が出てくるものですので、本能が出ているな、ということをまず認識し、本能のままに自分自身を行動させないということです。

例えば、グッとこらえて上司の気持ちを考えてみるとか、周りのせいにしないで、自分が前もって対策できたことはなかったかを、考えてみるなどです。

こういうことをするときに、本能の逆をやるということを意識していると、すごくやりやすいということですね。

これは以前、スカイプでコンサルをしていた方が、実際におこなったことを聞いた話です。

次に、言い訳ばかりする部下、どの会社にもいますよね。

そういう人を見たときに、やるべきことをやっていないので、当然、部下の言うことをはねのけて聞く耳を持たなかったり、何でやらないんだと部下の主張を押さえ込んだり、一方的に責めたりしたくなってしまいます。

それが当たり前なのですが、それが本能なわけですね。

やりますと言ったことをやっていなかったら当然腹が立ちますので、自分の方が権力を持っていたり、先輩という立場であれば、その人のことを責めたくなる本能が働くわけです。

しかし、一般的な良し悪しで判断するのではなく、自分自身の本能をまず認識して、その逆をやるということを意識するとよい、ということなのです。

例えば、グッとこらえて聞く耳を持ってみるとか、「何でできないんだ」という言い方ではなく、「次はどうやったらいいだろうか」という問いかけ方など、部下への反応の仕方を本能の逆にして変えていきます。

これは意識してやらないと、なかなか難しいことです。

自分を変化させるということを、具体的に生活の中で実践しようとしたときに、本能の逆をやるということが有効だと、ぜひ知っていただきたいと思います。

新しいプログラムを脳にインストールする方法

普段と違う行動は、意識しないと絶対にしないんですね。

自分の今までの脳のプログラムを、意識的に変えるということが必要なので、絶対に意識しているわけです。

目標達成できる習慣を作るためには、無意識に、それが当たり前になることですので、意識して変えていくということをしている間は、習慣にはなっていないわけです。

繰り返し意識的に変化させる練習をすることで、初めて、考えなくてもできるようになっていくというわけです。

楽器やスポーツをやっている方もそうです。

全部1個1個考えながらやっていたら、とても追いつきません。

当たり前のように体が動く状態を作るためには、練習が必要だということです。

習慣づくりについても、同じことが言えます。

昨日と同じ今日になっていないか、というのをぜひ考えてみると良いと思います。

1日が終わったときに、昨日と同じような1日を過ごしたが、何か違うことをしたかなーって思い返したときに、何も出てこなければ、昨日と同じような時間の過ごし方をしてしまったと言えます。

普段だったらしないようなことを、今日は何か1つしようと意識することも、有効な方法になります。

洗濯物を片付けてみた

これは僕の例になるんですけども、住んでいるマンションの横の駐車場に、洗濯物を干してあったのですが、風が強かったので、洗濯物を干していた竿かけが倒れていました。

タオルがぐちゃっとなっていて、地面で汚れてしまいますし、生乾きで臭いも残るし、そのままだと良くないじゃないですか。

始めは急いでいたので、目にしてあちゃーっと思ったんですけど、そのままそれを横目に通り過ぎようとしました。

でも、自分が今までしてしまうような、ちょっと気になったけどまぁいいか、というのを自分の中での悪い癖だと認識していたので、今までと違う行動を意識して、倒れていた洗濯物を直しました。

誰かの為にやってやったんだとか、感謝されたいなどと考えてしているわけではなく、今までとは違う行動をできている自分を、自分自身で確認したいということで行動しました。

結局それをすることで、頭に引っかかっていた、あのままだと大変だなという気持ちが、少し動くことでスッキリできたので、自分の頭の中の状態が全然違うなと、感じました。

2倍の速度で歩いてみる

明日からすぐにでもできることなんですが、いつもの2倍速で歩いてみるなども、脳を活性化させるためには有効な方法です。

2倍速で歩くというときには、絶対に意識しないとできません。

普段とは違うことをするというのは、こんなに簡単なことでも良かったりします。

こんなことをしながら、毎日、自分自身を変化させていくということは、イコール成長していくということですので、そういう自分を作っていくのは、他の誰でもない自分自身です。

自分で自分を導いていかないと、当然目標を達成するということはできません。

そういう練習を繰り返していくことで、習慣を作っていくことができます。

目標達成する習慣が身についているか確認してみよう

最後に、自分が目標を達成できる習慣を作れているかどうか、ということを今一度、考えてみてください。

今まで、何か目標を立てて取り組んできたことというのは、自分なりに1個1個達成できてきたかどうか、何か勉強をしていたり、セミナーに参加したり、本を読んだり、勉強したことを行動して結果に残すということまでできたかどうか、確認してみるのもいいのではないかと思います。

そういった今まで生きてきた中で、目標を次々と達成してきている人というのもいますし、途中で挫折ばかりを繰り返してきている人もいます。

もし、振り返ってみていただいて、目指す結果が中途半端になっているものが多いと思うのであれば、目標達成できない脳のプログラムが自分の中にあるということですので、目標達成できる脳に変えていかなければなりません。

自分自信を変化させるということです。

ぜひ、自分の今までの経験を、この機会に振り返ってみていただいて、これからの人生を過ごす時間の中で、少しでもやりたいことを実現して、1つでも多くの目標を達成していく毎日を過ごしていただきたいなと思います。

 

動画の中ではマインドマップを使ってお話していますので、合わせて参考にしてみてください。

 

この記事を書いた人

作家/マーケター

人生の試練に打ちのめされた20代を経て、自分らしさを軸にした文章術を武器に独立。人材開発とマーケの2軸で活動中。人の強みや才能を引き出す独自のカウンセリング技術を開発。千葉生まれ、広島育ち、大分、熊本、静岡、福岡、新潟を経て現在は東京在住。

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