ステップメールを活用すると、濃いファンを集客することもできますし、自社や個人のブランディングを実現することができます。
まず、ステップメールを活用すると、非常に濃い見込み客をたくさん集めることができます。
さらに、そうでもない見込み客を濃いファンに育てることも可能です。
結果として、最終的には濃いファンを集客することができるわけです。
ただし、正しい使い方をしなければ濃いファンに育っていくこともありませんし、リピーターが増えることもありません。
大事なのは正しい活用の仕方を知ることです。
まず最初に、ステップメールを正しく活用すると、どのようなメリットがあるのかお話をしていきたいと思います。
必要なステップメールの書き方のテクニックについてはこちらで解説しています。
→【参考記事】ステップメールで教育する方法とは?成約率を上げるテクニックも!
ステップメールを活用するメリット
ステップメールを活用することで得られるメリットを、思いつく順番に挙げていきたいと思います。
DRM
DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)の仕組みを作ることが、非常に簡単にできます。
DRMについてはすでにご存知とは思いますが、
- 個人起業
- 小規模ビジネス
- サロンビジネス
そのような小規模でされているビジネスの方は、ぜひこのダイレクト・レスポンス・マーケティングの考え方を取り入れていただきたいです。
なぜかというと、
- いかにしてお客様と濃い関係性を作るか
- いかにしてお客様からファンになっていただくか
そういったことをDRMの仕組みを使えば実現できるからです。
そして、そのDRMの仕組みを作るために、ステップメールを活用することが、非常に有効なのです。
ブランディング
あなた自身のブランディングがステップメール使うことで実現できます。
ブランディングというのは、あなた自身の立ち位置ですね。
なぜ、あなたなのかということが分かれば、それはその見込み客の人にとって選ぶ理由になるわけです。
あなたが提供する商品やサービスが選ばれる理由になるのではなく、あなた自身をブランディングの材料にしていくわけです。
そのためには、価値観、体験、経験を伝えていくことが重要です。
このようなパーソナルな情報をステップメールで伝えていくと、自動的に濃いファンだけが残っていき、優良顧客だけを集客することができます。
あなたが好きだから集まる、という感じです。
→【参考記事】メルマガの目的の伝え方は?ブランディング戦略を成功させる方法
今やですね、世の中にはいろんな広告、インターネットであったり、街を歩いていてもいろんなチラシを渡されたり、看板を目にしたり、いろんなマーケティングが仕掛けられています。
そういうふうにマーケティングを仕掛けらていれる量が、インターネットが普及して、さらにスマホが普及することで爆発的に広がってきています。
本当に毎日、どれだけの売り込みを受けているかわからないくらいです。
テレビのCM、ラジオのCMなんかもそうですし、雑誌にもさらっと広告が挟まっています。
そんな中であなたを選んでもらうためには、やっぱり濃いファンになっていただく必要があるわけです。
どんな人でもいいから、ただ集めればいいというスタンスではダメです。
単純な集客数ではなくて、一人一人との濃い関係性を作っていくということが、今後のビジネスにおいては重要です。
まぁ今後というか、昔からそうだったわけではあるのですけれども、今後ますます重要になっていくということですね。
そうしないと今後は生き延びていけない、ということです。
そのために、このステップメールを活用すると非常に効率よく実現できるわけです。
LTV
LTVとは、ライフ・タイム・バリューで、顧客生涯価値と訳をされますが、ステップメールを活用することでこのLTVが上がっていきます。
濃いファンを作ることで、LTVが上がる。
このLTVというのは、一旦あなたとの繋がりができたお客様があなたの商品を繰り返し買っていただくことで、一生涯のうちにいくらお金をあなたに払ってくれる金額のことです。
つまり、リピートまで含めて払っていただく金額を計算していくといった考え方になります。
LTVを上げることが、濃いファンを作ることとほぼイコールですし、リピートを増やす発想にもつながっていきます。
→【参考記事】ステップメールを戦略的に使いこなす仕組み化のコツ
単発のお客様に売ってさようならと、そういう商売をしている時代ではないわけですね。
買っていただいた後もアフターフォローするとか、しっかりとコミュニケーションを継続することで、LTVを上げていくと。
そういう考え方をしないと、ビジネスが安定しないわけですね。
そしてですね、これらを今実現するために、ステップメールを活用するということを、ぜひ考えていただきたいわけです。
まだ取り入れてない方は、ぜひ取り入れていただきたいです。
ステップメールの正しい活用方法
ステップメール使っていたとしても、その使い方によっては結果が大きく変わっていきます。
ですので、今申し上げたような、
- DRM
- ブランディング
- 濃いファンを作る
- LTV
- リピート
の視点を意識してステップメールを活用していただきたいなと思います。
次にステップメールの具体的な活用なアイディアとして、よくある3つのパターンを紹介します。
セールス
まず1つ目はセールスですね。
そのステップメールを使って信頼を築いていくわけですが、信頼を作るということと、セールスをすることはセットで考えてほしいです。
そもそもですね、セールスというのは信頼が前提にあって初めて可能になるわけですから、セールスを目的としたステップメールを書くときは、まず最初に信頼構築が絶対に必須なのですね。
信頼構築というのは、相手を知るということです。
耳を傾ける。
話を聞く。
どんなことに悩んでいるのかということを知るということですね。
そして、十分相手の状況を把握して、相手がどうなりたいかということを把握して「それだったらこういうサービスがありますよ。」というのが、正しいセールスの順序です。
マーケティングの流れの中でのセールス、マーケティングの流れをちゃんと作った上でのセールスをするということです。
なので、ステップメールでは、しっかりとマーケティングの流れを作ってください。
正しい順番でセールスを行えば、セールスを行うことで「いい商品を紹介してくれてありがとう。」と感謝をもらうことができます。
つまり、濃いファン作りに成功するわけです。
だからこそ、このDRMが初めて機能するというふうに全部繋がってくるわけです。
しかし、セールスをすることについて「お客様からお金をもらうのが申し訳ない。」というふうに考えてしまう方が多いので、あえてこのセールスということを話しているのですが、現実はまったく逆です。
正しい順番でセールスをすると濃いファンを作ることができるのです。
なので信頼構築のためにも、このセールスというのは必要なわけですね。
→【参考記事】ステップメールで販売までの流れを設計する具体的な手順とは?
アフターフォロー
アフターフォローをするためにも、このステップメールは異常に便利に活用することができます。
例えば私が、ライティングの教材を販売しているのですが、ライティング教材の購入者のフォローのためにステップメールを使っています。
実際に教材で学んだだけだと、すぐにそれを自分に置き換えて作業が捗るかというと、人によってはそうではない人もいます。
行き詰まるしまう人が場合によっては出てくるのではないかなと考えたので、ステップメールでフォローすることにしました。
ちょっと迷ったのは「フォローの内容を教材本編に最初から含めてしまったらどうか?」ということでした。
ただ、そうすると、本編で伝えたいメッセージがブレてしまうので、それだと本末転倒だなと。
教材本編では、あくまでも最大公約数の悩みに絞って、わかりやすいメッセージを打つことにし、どうしても咀嚼しきれない人に向けて、もしくは、わかったつもりで終わってしまった人に対して、理解を促進させるための目的でフォローをしました。
フォローでステップメールを使うと、ステップバイステップで伝えていくことができますので、時間を掛けて伝えることで、また伝わり方が変わっていきました。
アフターフォローをしっかりすることで、非常に満足度が上がりましたし、教育効果もかなり高かったです。
ビジネス的にも、濃いファンになることは大きなメリットですし、満足度が上がることで、LTVを上げていくこともやりやすくなります。
そしてですね、フォローするという行動自体、それがあなた自身の価値観を行動で示しているということでもあります。
商品や教材を買ってくれたお客様に対して、お客様との関係性のその価値観を、このステップメールで体現しているというわけです。
なので、フォローをすること自体がブランディングにもつながっていきます。
お客様との関係性を作っていく上で、アフターフォローは必須です。
そのために、ぜひステップメールを活用していただきたいなと思います。
自己紹介
どういう経歴があるのかという自分史みたいなものを、この自己紹介のステップメールとして活用する方法があります。
自分が主人公の小説みたいな、そういうステップメール。
連載小説ですかね。
どこまで見せるかというのは、当然ブランディングに関わってくるので、あなたが見せたいブランディング、作りたいブランディングに合わせたそのストーリーを紹介していくと良いと思うのですが、どういう経歴があるのかということをステップメールで伝えていくということも非常に有効ですね。
ブログに書けないような、本当に恥ずかしい部分であったり、パーソナルな部分であったり、そういうのも、ステップメールというクローズドな媒体だからこそさらけ出すことが可能になるわけですね。
濃いファンを集める具体的な方法
次に濃いファンを集客するためにはどうしたらよいか。
この章の内容は、またちょっと別の記事で詳しく解説をしますので、ここではさらっとお話をしていきますが、概要を押さえておいてください。
ブログ
アクセスが集まっているブログからステップメールに登録をしてもらう。
これが王道の流れです。
フェイスブック
フェイスブックを活用するというのも一つですね。
フェイスブックの場合は、フェイスブックページを使っても良いですし、フェイスブック広告を使っても良いです。
YouTube
YouTubeもブログと同じ状態を作ることができます。
動画の説明欄に、ステップメールのオプトインページurlを載せておいて、登録してもらうということができます。
アマゾンの電子書籍。
個人でも簡単に電子書籍の出版ができます。
出版した著書としてのブランディングがあると、濃いファンを集客するということができます。
他にも、広告で集めるという方法はあるのですが、このブログとかフェイスブックとかYouTubeとか電子書籍というのが、あなた自身を使って集客をするという入り口になるので、濃いファンを集客するには、この4つが良いのではないかなというふうに思います。
ステップメールは入り口が大事
ステップメールは、セールスに使える非常に便利なものなのですけれども、どういう見込み客を集めるかによってこのセールスの結果というのが大きく左右されてしまいます。
なぜかというと、ステップメールはマーケティングの流れの一部でしかないからです。
ステップメール単体を見るのではなく、もっと全体のマーケティングの流れを把握した上で、このダイレクト・レスポンス・マーケティングの設計をしていただきたいと思います。
そうすると、ステップメールを正しく活用することができます。
そういう考え方でステップメールを活用すると、最も濃いファン作りを実現できますし、LTVをあげて売り上げを最大化するということも実現することができます。
ファンを増やすステップメールのコツについて
今までのまとめとして、最後にファンを増やすステップメールのコツについてお話をしていきます。
まず一番大事なことは、パーソナルな部分をしっかりと出していくということでした。
あなたのファンになっていただくということです。
そのために、あなたのパーソナルな経験、パーソナルな過去の部分を失敗談とか、恥ずかしい過去とかもさらけ出していくと良いです。
そして、あなたの体験談を話すときは、ぜひ感情をしっかりと表現してください。
この体験を話すとき、過去の話をするときというのは、必ず感情が動いているはずなのです。
というのも、人の記憶というのは感情と紐付いて記憶が残っていますので、何か体験をしたときにはですね、必ず感情もセットになっているはずなんです。
この感情の部分をしっかり出していくことで、共感が得られるようになっていきます。
つまり、濃いファン作りをするために、必要だということですね。
→【参考記事】ステップメール1通目は目的とノウハウを!書き方の注意点とは?
言語化してアウトプットする
そしてそのために、あなたの価値観を、ぜひ言語化してください。
価値観というのは、いろんな価値観があります。
ここであげたのも一部ではありますが、例えば、人生観、仕事観、家族観、他にも恋愛観だとかもありますし、お金の価値観ということもあります。
どういうお金の使い方をするか、それも人によって考え方が違うわけですから、それも伝えるべき価値観ですね。
時間の使い方の価値観とかもそうです。
あとは、趣味に関する価値観なんかもあると思います。
要するに、パーソナルな部分というのは言い換えると価値観なのですね。
この価値観を、まずあなた自身でしっかりと言語化しておくことがステップメールの結果につながっていきます。
その言語化したことがステップメールの材料になっていくわけです。
ですから、そのステップメールを実際に書き始める前に、こういった自分自身の価値観を洗い出しておくことをおすすめします。
そうすることで
- 相手の心に響くステップメール
- 共感を得られるステップメール
が書けるようになっていきます。
最初はちょっと手間に感じるかもしれませんが、ぜひあなた自身の人生の棚卸しをしていただいて、この価値観の言語化をしていただきたいなと思います。
ステップメールの必須マーケティング機能
ステップメールを最大限活用するためには、あなたが使うステップメールのマーケティングの機能を把握しておくことも重要です。
マーケティングを機能させるために、このステップメールを活用するわけですが、そもそもそのステップメールの配信システムにマーケティング機能が十分備わっていなければ、限界があります。
とりあえずステップメールを書くことはできても、そのステップメールのブラッシュアップができないのですね。
お客様の分析も、非常にしにくくなってしまいます。
しっかりとマーケティング機能があるシステムでステップメールを運用することで、そのお客様のことを知ることもできますし、お客様から意見をいただくなどのお客様とのコミュニケーションが可能になっていきます。
そういう機能が、あなたが使うステップメールに備わっているかということも、忘れてはならないポイントです。
ステップメールの機能についても、別の記事でお伝えするのでここでは簡単に概要をお話するだけにしておきますね。
- クリック解析ができるかどうか
- シナリオ分岐の機能が備わっているかどうか
- そのステップメールがちゃんと到達率を維持できるステップメールなのかどうか
- せっかく送ったステップメールでも読まれないと意味がありませんので、開封率を確認できるかどうか
こういったことです。
→【参考記事】ステップメール配信システムの比較ポイント!マーケティング機能と到達率は?
あればあるほど良いですし、1つくらいであればなくても十分カバーできるものもありますが、それぞれの機能が、なぜ必要なのかについては、また改めて別の記事で詳しくお話していきたいと思います。
今回はこれで以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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